本ニャンは苦しいの?痛いの?
・飲まず食わずでいると脱水していきますが、脱水している方が痛みや辛さが和らぐといわれています。
・特に腎不全の場合、口の中に何も異常が見当たらなくても口の中を気にする子もいます。
・体内の酸素が不足したり肝臓や腎臓の働きが悪くなると体にとって有毒な物質が排泄されずに蓄積し、それによって粘膜が刺激されたり、いつもと違う行動をしたり痙攣が起きたりすることがありますが、苦しい訳ではありません。
・がんを患う猫の場合、突然強い出血が起こることが有りますが、多くは終末期に突然の出血が起きて間もなく意識を失い、亡くなります。(出血がいつ起こるかを知ることは困難です)
痙攣が起こりました
・体内の酸素が足りなくなったり、肝臓や腎臓の働きが悪くなって体に有毒な物質が排泄されずに蓄積すると、それらが粘膜や皮膚を刺激して痛みや痒み、違和感を引き起こします。また脳神経も刺激され、いつもと違う行動をしたり、痙攣が起きたり筋肉がピクピク動いたりしますが、苦しいわけではありません。
・痙攣が起きたとき、発作でものにぶつかって怪我をしないように、寝ている場所の周りは片づけましょう。
・終末期の痙攣の多くは短時間で治まります。可能であれば抱っこをして治まるまで見守ってあげてください。
お漏らしをしました。もう立てないです
・食欲が落ちてしばらくすると、体重が急に落ちて全身の筋肉が痩せてきます。そうなると、歩きにくくなったり身体を動かしにくくなったりします。顔の筋肉が落ちて目がつり上がってって見えることもあります。
・寝ているままで排泄してしまうこともあります。このとき、オムツをするのであれば、オムツはこまめに替えましょう。昼間に飼い主様がお仕事に行かれる等で、長時間オムツをつけたままにすると、排泄したものが皮膚を刺激して炎症をおこすことがあります。この場合は、サークル内にペットシーツやタオルを敷き詰めてその中に猫チャンを入れておきましょう。
・寝たきりになれば床ずれが出来ないようにエアーマットなどを敷いてあげましょう。