犬界のエリートにビビる小さな犬さんにほっこり…散歩中、警視庁機動隊「観閲式」に出会った

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

5月14日、明治神宮外苑(東京都)で警視庁機動隊「観閲式」が開催された。ゆるふわ怪電波☆埼玉(@yuruhuwa_kdenpa)さんは毎年、この観閲式で「警備犬部隊」を見るのを楽しみにしているのだという。そして、警備犬たちを撮影していた際、思わぬほっこり場面に遭遇。

「これは警備犬が怖くて進めなくなった散歩中のワンちゃん」とつぶやき、X(旧Twitter)に動画を投稿した。

そこに映っていたのは、ジャーマン・シェパードやラブラドール・レトリバーら「警備犬部隊」に所属する大型犬たちを前に、ふんばって動かなくなったお散歩中の小型犬の姿。犬界の超エリートたちを見てフリーズしていた小さなワンちゃんの姿に、6万2千のいいねが付き、多くのコメントが寄せられた。

犬世界のジェイソン・ステイサムたちにクギヅケ

「圧倒的強者感に小型犬タジタジで可愛いです!」
「そりゃ鍛え上げられた警備犬は怖いよね」
「一般の犬からすればジェイソン・ステイサムが並んでいるようなものだから、やはりビビると思います」

ゆるふわ怪電波☆埼玉さんは続けて、「怖がってるんじゃなくて、散歩犬『みんな何してるんやろ…』警備犬『人間の式典に付き合ってるんすよ』って感じだったのかもしれん」と、Xにポスト。

「✕怖くて進めない 〇わいも…わいもあっち側なんや!」など、小型犬の気持ちを代弁した楽しいコメントも寄せられた観閲式での一コマについて、ゆるふわ怪電波☆埼玉さんにお話を聞いた。

「警備犬」と「警察犬」
「警備犬」は警備部に所属し、 警備の現場での「爆発物の捜索」「犯人の制圧」「災害救助」などが任務となる。 「警察犬」は刑事部に所属し、 事件現場において優れた嗅覚で犯人を追跡し、 捜査活動を支援するのが任務となる(警視庁の公式サイトより)。

お目当ては…「警備犬部隊」

ーー「観閲式」は自由に観覧できるのですか?

「神宮外苑の公道を交通制限して行われますが、歩行者、散歩の方、通勤の方などは自由に通行することができます」

ーーだから小さなワンちゃんもお散歩していたのですね。

「ちょうど待機中の警備犬を眺めていた時に、お散歩中のワンちゃんがいることに気が付きました。周囲の方やハンドラーさんは気が付いてないようでしたが、警備犬たちは目線を向けている様子が見て取れました。ですが、おそらく、吠えたり相手にしたりしないように訓練されているのか、目線は向けるものの、落ち着いた様子で座っておりました」

「警備犬部隊」に興味津々

ーー小さいワンちゃんのしっぽは下がってなかったですね。犬は不安な時にしっぽが下がりますが。

「小さいワンちゃんの犬種の特性についてのコメントをたくさん頂き、改めて動画を見返してみると、やはり怖がってるのではなく、警備犬に興味深々だったのかなと思っております」

ーー動画の後のワンちゃんの様子は…?

「動画の後も何度も警備犬の方を振り返りながら歩いており、最終的には立ち止まって飛び跳ねたりしておりました」

◇ ◇

ゆるふわ怪電波☆埼玉さんによると、去年の神宮外苑での警視庁機動隊「観閲式」では、1頭だけウキウキだった可愛い警備犬さんが話題になったが、「今年はみんな落ち着いた子たちばかりでした」とのことだ。

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