「ガリガリで力が弱かった」高校生がレッツ・マッスル! 青少年活動センター「筋トレ部」が盛況

京都新聞社 京都新聞社

 筋トレブームが高校生にも? 京都市下京区の市下京青少年活動センターを拠点とする「筋トレ部」が、高校生の間で話題になっている。口コミで人気が広がり、この1年で部員数が倍増した。平日の放課後になると続々と部員が集まり、和気あいあいとトレーニングに励んでいる。

 筋トレ部はセンターの独自事業。高校生世代のトレーニングルーム利用を促す目的で、10年以上前に発足した。準備運動やマシンの使い方を学ぶ事前ガイダンスを受け参加費を払えば入部でき、平日限定で1日3時間まで利用できる。

 部員数は新型コロナウイルス禍で一時4人にまで減ったが、筋トレブームを背景に2022年度は17人に回復。さらに23年度は女子も含め33人へ倍増し、延べ利用回数も5倍の約千回に増えた。民間のジムより安く使えると高校生の間で口コミが広がっているという。

 夕方になるとトレーニングルームは、ベンチプレスやランニングマシンで汗を流す若者でにぎわう。洛南高3年の後藤兼成さんは昨年から週4で通い、床からバーベルを持ち上げる「デッドリフト」で先日、大台の200キロを達成。「日に日に伸びていくのが見えて楽しい」と語る。

 「元々ガリガリで力が弱かったから」と入部理由を話すのは同高3年の手束悠輝さん。センターには以前から自習のため通っていたが、今では同級生にも呼びかけ筋トレの輪を広げているという。ユースワーカーの鐘ケ江翼さんは「熱心に通う子が多く、みるみる体が大きくなるのが分かる」と目を見張る。

 筋トレ部には社会人ボランティアがアドバイザーとして入り、部員同士でも効果的なトレーニングや食事について情報交換する姿が見られる。同センターは「筋トレを通じて世代や学校の枠を超えた交流を広げていきたい」としている。

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