お笑い芸人・藤井隆、タレントの井上咲楽がMCを務めるABCテレビ「新婚さんいらっしゃい!」。3月31日(日)午後0:55~午後1:25の放送では、番組53年の歴史の中で、初めて番組が結婚式をプロデュースします。MCの藤井隆と井上咲楽が司会を務める、前代未聞のスペシャルな披露宴が行われます。
プロデュースを受けるのは、2歳の娘さんを持つ横浜市在住のカップルです。夫は自営で大工、妻は主に結婚式場でヘアメイクを務めています。実は、妻は一度結婚経験があり、過去に結婚式を経験済み。自分たちの挙式には前向きになれずにいましたが、夫の思いを受けて、お互いの親への感謝の気持ちや、娘にも自分たちの結婚式を伝えたいと考えるようになりました。
式の当日は、総勢60名が列席。MC2人が入場すると大歓声が。さらに大拍手の中、新郎新婦が入場し、新婚さんトークが開催。幸せいっぱいの新婚生活の中でも、「一番の幸せは娘が生まれたこと」だと満面の笑みで語る夫。妻との晩酌時、娘がリンゴジュースの入ったマグカップで「ぱんかい!」してくれて飲むビールは本当においしいといいます。そして妻の父も「俺に似てるよな!?」とメロメロだそう。妻としては「確かに似ていて、授乳しづらい」そうですが、みなさんでハッピーな毎日を過ごしているといます。
夫婦円満の秘訣は“スナックデート”。「たまには2人で行ってきたら?」と、妻の兄が娘の面倒を見てくれ、月に一度、3時間だけ夫婦の時間を楽しんでいるんだとか。そこで妻は必ず、「何か不満はないか」と質問するといいます。なんでも夫は、早朝から夜中まで、夏は灼熱、冬は極寒の中、働いているのに、家にいる妻にも「今日は寒いから温かくしてね」と気遣ってくれ、全く不満を言わないのだそうです。それに対し、毎朝5時前にお弁当をつくってくれる妻には「感謝しかない」と語る夫。ただ、たまにフタを開けると、ビックリするようなお弁当があるのだとか。
あるときは、一段目が真っ白、二段目が真っ黒、三段目が真緑…。つまり、そうめん、めんつゆ、ネギからなるお弁当が、夏の間中、続いたことがあるといいます。「夏に最適だろう」という妻の心遣いでしたが、いかんせん食べる頃にはボッソボソ…。真っ白弁当は、箸でとったら塊のまま持ち上がる謎の物体と化していたのだそう。その実態に会場からは爆笑と驚きの悲鳴があがりますが、夫は「名誉のために」と、妻の料理上手もアピールしていました。
最後には、スペシャルゲストお笑い芸人のくまだまさしが登場。「お祝い芸」のスペシャリストとして有名なくまだが繰り広げる盛り上げネタの数々に、場内は拍手喝采! クライマックスでは、ゲストの十八番ネタを夫が再現し、場内に爆笑が湧き起りました。披露宴の結びでは、新郎新婦が両親へ花束を贈呈し、みんなが涙…。「結婚って素晴らしい!」と思える、大感動の披露宴となりました。
なお、今回の結婚式では、全面協力の結婚情報誌「ゼクシィ」から、夫婦の写真が表紙になった、雑誌風の特製プロフィールブックのプレゼントも。夫婦のなれそめや2人の「好き」ランキング、娘さんのことまでまとめられた、読み応えのある特別な1冊だったそうです。さらにはゼクシィ厳選、ゲストが好きなものを持ち帰れる、最新スタイルの「引き出物マルシェ」も用意。ゼクシィからは、ハート型のイヤホンや充電器、番組からは「新婚さんいらっ米5kg」などを提供。「引き出物で5kgて!」とMC藤井からツッコミが入っていました。