「1歳の卵サンド、まさかの結果…」と題された、1歳5カ月の男の子が初めての卵サンド作りに挑戦する様子を収めた動画がInstagramに投稿され、話題となりました。卵サラダを作り、パンに挟んで完成する卵サンド、果たして結果は……!?
動画を投稿したのは、元保育園の栄養士で2児のママ、まどかさん(@madoka_kitchen)。家庭でも取り入れやすい幼児食や、子どもが0歳の頃から実践している『台所育児』を発信しています。
今回、1歳の次男くんが挑戦するのは卵サンド作り。まずはゆで卵の殻剥きから。まどかさんのお手本をしっかりと見てから、小さな手で少しずつ剥いていきます。
白身も一緒に剥けちゃうけど大丈夫!殻が剥けたら、すりこぎ棒で卵をつぶしていきます。途中でお口に入れちゃうのもご愛嬌、少しずつ調理は進みます。
まどかさんが差し出したマヨネーズを、最初は「いやいや!」と拒否する次男くんでしたが、途中でやっぱり入れることにしたようです。まどかさんによると、マヨネーズを入れる前の卵を、もう少しつぶしたり、味見を楽しみたかったのでは、とのこと。無理に入れようとはせず、様子を見ていると次男くんの方から「入れたい!」と声があったそうです。
続いては卵サラダをパンに詰めていくのですが……手に持ったパンをパクッと美味しそうに頬張り始めた次男くん。理想は、パンに卵サラダを挟みたいところですが、次男くんはパンを食べ進めてしまいました。その後もパンと卵サラダを交互に楽しむ次男くん。
そんな次男くんの様子に、まどかさんは『私的にはパンに卵を入れてもらおうと思ってたけど、本人は違ったようです(笑)。ま、オッケーオッケー!こうやって作っていくことも立派な学びになるし良い経験!楽しむのが一番!』と過程を楽しむことの大切さを添えました。
1歳で調理を楽しむ次男くんの様子に、多くのコメントが寄せられました。
「すごい!背中にチャックついてて、中にシェフ入ってるの?」
「パン食べちゃうところ、可愛すぎます」
「私なら食べ始めちゃったら、こうやって詰めるんだよって手伝ってしまいそう。過程を楽しむ!大変勉強になりました」
「胃袋の中で卵サンドを完成させるタイプですね!自分の子どもにもさせてみたいです」
まどかさんに、次男くんの卵サンド作りや台所育児について話を聞きました。
ーー今回の卵サンド作り、次男くんにとって初めてですか?
「初めての取り組みでした!もともと卵の殻剥きには挑戦しており、次のステップとして、その剥いた卵で何か作れないかな?と考えました。卵をつぶして混ぜるだけなので、1歳でも簡単に楽しむことができていて良かったです」
ーー動画撮影後の次男くんの様子は?
「ボウルに残っている卵サラダを食べていました(笑)。上の兄と一緒に、サンドを作る様子を見せたりしましたが、パンと卵サラダはどうしても別で食べたいということでした!フォロワーさんからのコメントでもありましたが、お腹の中で卵サンドを完成させていたようです(笑)」
ーー台所育児や食育を始めるオススメの時期や、オススメの食材はありますか?
「台所育児は0歳からできます!ねんねやずりばいの時期は、野菜を見たり触ったりと、食材に興味をもってもらいながら楽しむのが良いです。お座りができてくる時期から、袋に食材を入れて感触を楽しんだり、野菜をちぎったり、キッチングッズを触って遊びながら使い方などを学んでいきます。
今回の卵サンドのように、調理の過程があるものは、立つことが安定してきて、手を動かすことに集中できるようになってから始めています。簡単にできるものからステップアップしていくのがオススメです」
ーー台所育児や食育の投稿を通して伝えたいことや大切にしていることなど。
「何よりも一番は、子どもと楽しむことです。そして、子どもが嫌がったらやらないこと。無理やりやらせるのは、食育や料理だけでなく、食べることさえ嫌いにさせてしまう可能性があるので、ここだけは意識しています。
お互い楽しく、無理せず、一緒の時間を共有して思い出を作ってもらえたら嬉しいです」
まどかさんのInstagram(@madoka_kitchen)では、栄養満点の幼児食レシピや、現在4歳の長男くん、1歳の次男くんの台所育児の様子を見ることができます。