ーー保育園の先生はなんと?
「保育園の先生に状況を説明すると、『そうかそうかぁ。そんな日もあるよねぇ』と言ってくれて、先生に抱っこされ教室に入っていきました。先生も娘の気持ちを尊重してくれて、協力してくれたので、本当に感謝しています」
ーー保育園では、泣きませんでしたか。
「しばらく様子を見ていましたが、振り向くことさえ無かったです。『休んでいいか聞きにいこう』と言った時に、『お友達がみんなお休みだったら○○ちゃんも休もうか』と話していたので、お友達がいるのを確認して納得したのかもしれません。お迎え後に、『お友達みんないたから休まなくて良かったね』と、話をしました」
ーー再び「行きたくない」と言われたら、なんと応戦しますか。
「今回、私のやり方に批判的な言葉もあったので、子供だましのようなことはやめて、またその時考えたいと思います。でも、娘は私よりしっかりしているので、そのうち私の方が急かされるかもしれません(笑)」
ーー他のシーンでもごねることはありますか。
「ほぼ毎日何かにごねています。その時は、良いかダメかだけではなく、選択肢を与えて考えさせるようにしています。例えば、『ジュースを飲むならお菓子は無しだけどどうする?』など。娘に欲しいものがあった時は、本当にこれが欲しいのか、どうしても欲しいのか、他に欲しいものがないかお店を一周して考えてもらったこともありました。娘には、きちんと考えて色んな選択してほしいと思っています」
最後にkyoco®2yさんは語ってくれました。
「まだ2歳ですが、一人の人間として、娘の気持ちを尊重するよう心がけています。教育ができていないこともありますが、娘は私が思っているよりずっとしっかり頼もしく育ってくれています。娘を信じて安心しています」
日頃から自分で物事を考えられる子になるようじっくり育てているkyoco®2yさん。母娘の温かい信頼の情が、伝わってくるような出来事でした。