株式会社ミライトが運営する性風俗店等の求人情報サイト「バニラ」。「バ~ニラ♪バニラ♪」という印象的なフレーズのテーマソングを流しながら走行する宣伝カー「バニラカー」で一躍有名になったが、今X(旧Twitter)上ではそのバニラカーのプラモデルが大きな注目を集めている。
「さすがプラモデル界の狂犬、ぼくらの青島文化教材社」
と件のプラモデルを紹介したのはよめさん(@kanari1st)。
このプラモデルは青島文化教材社から2月に発売された「光る!音が鳴る!高収入求人情報 バニラ宣伝カー」という商品。
プラモデルとしての精巧さはもちろん、音声ユニットと荷台のLED照明付きというそつのなさに、Xユーザー達からは
「ばーにら!ばにら!」
「流石デコトラ痛車右翼街宣車を立体化するメーカーは格が違い過ぎますなww」
「一時は都内の至るところで連呼していた『体入ショコラ』のトラックも、有ったりするのでしょうか😅」
など数々の驚きの声、称賛の声が寄せられている。
よめさんにお話を聞いた。
ーーこのプラモデルを入手された経緯をお聞かせください。
よめ:2023年9月にYahooニュースで予約販売開始の記事を見たことがきっかけでした。今後出ることはない、下手をすると再販も見込めないであろうモチーフのプラモデルでしたので、即予約したことを覚えております。
ーーもう組み立てはされたのでしょうか?
よめ:商品が届いた直後から長らく家を開けてしまったため、まだ組み立てられてはおりません。パーツチェックと塗装イメージの確認はしてあるのでこれからゆっくり組んでいこうと思います。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
よめ:多くのモデラーから愛されている「プラモデル界の狂犬」という青島文化教材社のイメージを、リプライから感じることができました。
攻めたモチーフを模型にすることには賛否両論あると思いますが、「こういうのあったよね!」「まさかこれをプラモデルにするなんて……」と、人々の感情を揺さぶる商品が出てくることを楽しみに、これからも模型を続けていければと思います。
◇ ◇
そのデザインやテーマ曲の音量が問題になり、規制が進むのではと言われるバニラカー。プラモデルでしかお目にかかれなくなる日も近いかもしれない。
なお今回の話題を提供してくれたよめさんは、この機会に5月にツインメッセ静岡で開催される模型イベント「静岡ホビーショー」を紹介したいとのこと。「静岡ホビーショー」は世界的メーカーのタミヤや、バニラトラックを販売した青島文化教材社ほか、日本中の模型メーカーが集まる一大イベント。一般公開日の5月11日~12日にはモデラーズクラブ合同作品展示として、多くのモデラーがこの日に向けて作り上げた作品が所狭しと並べられるそうだ。事前登録が必要だが、興味のある方はぜひ足をお運びいただきたい。
よめさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/kanari1st
◇ ◇
「静岡ホビーショー」公式サイト:https://hobby-shizuoka.com