「『祈』から『祝』に変わる瞬間」
2024年2月17日、鹿児島の種子島宇宙センターにて、H3ロケット試験機2号機の打ち上げが行われ、見事に成功しました。
昨年3月の1号機の打ち上げ失敗の雪辱をおよそ1年越しに果たし、日本のみならず世界中が種子島に注目したこの日。地元の人たちの喜びは、ひときわ大きいものだったようです。
種子島生まれのシーマ×シーマさん(@Tanesho_373)が、そんな街の様子をX(旧Twitter)にて紹介しました。
南種子町 ホテル・旅館業組合が掲げる看板。
「祝 ロケット打上げ成功」と、喜びのコメントが書かれています。
しかし、実はこの看板、以前は赤文字の「祝」の部分が「祈」になっていたといいます。この看板は、最初から2つに分けて作られており、打ち上げ成功後に前半部分が差し替えられたのでした。
つまり、あらかじめ「祝」と書かれている方も用意していたということですね。地元民たちが、どれだけ打ち上げの成功を願い、信じてきたかがうかがえます。
「これは頭いい」
「一字だけ上から貼り付けじゃないんだ」
「しっかり準備してるとこから期待度がうかがえる」
シーマ×シーマさんのXのリプ欄にも、このようなコメントが寄せられました。
――今回の打ち上げは、地元の皆さんも注目・応援していたのでしょうか?
シーマ×シーマさん:はい、去年失敗した時から、H3ロケット開発に関わった関係者に向けた励ましのポスターがところどころに貼ってありました。打ち上げの当日は、たくさんの一般の方々が見守っていました。
――シーマ×シーマさんも打ち上げは見に行ったのですか?成功した時のご感想は?
シーマ×シーマさん:私は屋内で作業していましたので直接見ることはできず、モニター越しに見守っていました。成功した時はほんとに泣きそうでした。次の3号機にも期待したいです!
◇ ◇
ご自身も打ち上げ成功の瞬間は、泣きそうなほど嬉しかったというシーマ×シーマさん。別の投稿でも、ロケットの打ち上げ成功を祝うのぼりが多数掲げられている街の風景の写真を公開されています。
■シーマ×シーマさんのX(旧Twitter)はこちら
→https://twitter.com/Tanesho_373