保護犬じゃなくても問題がなくても、「トレーニング」を選択肢のひとつに
ーートレーニング中のりゅうたろうくんはどんな様子ですか?
「とてもお利口で、楽しそうで誇らし気です。ただ、飲み込みが早くて覚えが良い愛犬の成長ぶりに私が全くついていけておらず…。訓練士の先生にご指導いただきながら、りゅうたろうの長所を伸ばせる飼い主になれるよう、日々努力中です」
ーー動画のスキップのように、飼い主さんが率先して楽しみ、犬と一緒に学ぶことが大切なんですね。
「我が家はトレーニングのおかげでゆっくり歩けるようにもなり、目下の悩みはなくなりました。最近は『保護犬』が一種のブームですが、ある程度の傾向が予測出できる純血種と違い、保護犬は何もかもが手探りになるため、苦労している飼い主さんもたくさんおられると思います。
保護犬じゃなくても、とくに困ったことがなくても、時間が許すならぜひ、『ドッグトレーニング』という選択肢を考えてみてもらえたら、と思います。良い訓練士さんを探すのは大変ですが、トレーニングは飼い主も知らない愛犬の一面を知るきっかけにもなるので、今よりもっと、犬との暮らしを楽しめるんじゃないかなと思います」
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りゅうたろうくんと飼い主さんは今、犬の社会化認定試験「チームテスト」受験に向け、日々特訓中なのだそうです。
「私たちが指導してもらっているJKC公認の訓練士さんは、圧倒的な経験値と知識を持つ、明るくて気さくで、とにかくお話が面白い方です。『犬に何かを強制しない、飼い主の方が努力する』『ダメなものはダメ』というスタンスも大好きです」(りゅうたろうくんの飼い主さん)
動画のなかでハイテンションなスキップを繰り出していた飼い主さんに対して、「通報されるのでは?」「警察も歩いて来てくれそう」といった心配の声もXに寄せられていました。飼い主さんに確認したところ、「撮影した場所はよく通っており、ガードマンさんとも仲良しなので通報案件にはなりませんでした」とのことです。
■りゅうたろうくんの飼い主さんが絶大な信頼を寄せるドッグトレーナーさんのブログ「valiant dog school@堺市」