2歳の息子が何かを熱心に洗っており、気になって覗きに行くと、まさかのものを洗っていました。
X(旧Twitter)上である動画に6.7万ものいいねがつき、注目を集めているようです。息子さんが洗っていたのは、パパのコンタクトレンズケース。そして無常にも「コンタクトは流れて行きました」―。
なんとも物悲しいこの投稿をしたのは、金子雅也@ジュエリーお仕立て屋(@GALA_KANEKO)さん。当時の息子さんの様子を「アライグマ状態」と喩えつつ投稿したところ、大きな反響となりました。金子さんにお話を聞きました。
満足気に「コンタクトぴかーんした」!
この日、突然「お手て洗う〜」と息子さんが洗面台へ向かったそう。なかなか戻らないので様子を見に行くと、手と一緒に金子さんのコンタクトレンズケースを熱心に洗う息子さんの姿が。
その可笑しさについカメラを向け、撮れたのが例の動画だったそう。「撮影中にふとコンタクトが流れてしまっていた事に気づきましたが、実は特にショックとかはなく、色々自分が安全に注意しているつもりでも、すり抜ける息子の行動力のポテンシャルの高さにまた面白くなりました」(金子さん)。
その後、息子さんは手を拭き、一仕事終えたと言わんばかりの満足気な様子。金子さんが優しく何を洗ったのか問いかけると、「『コンタクトぴかーんした』と言っていました。コンタクトがバイバイしちゃったことと、綺麗に洗ってくれてありがとうを伝えてもポカーンと上の空という感じでしたが、なんでも全力で奇想天外の息子に完敗の日々です」と苦笑します。
来月には3歳になるという息子さん。やや人見知りな一面がありつつも、好奇心と行動力はバッチリ。コンタクトレンズケースを洗ったのは今回が初めてながらも、「クリスマスの時期にガムテープを見つけて衣装ケースをぐるぐる巻きにしたり、夏場にしまじろうのぬいぐるみを冷蔵庫で冷やしてあげたり…」。食事やトイレの後にこまめに着替えたりと綺麗好きなところもあるそうで、コンタクトレンズケースを洗ったのもその一環だったのかもしれません。
コンタクトレンズはダメになってしまいましたが、金子さんは怒ることなく、優しく冷静に息子さんに接しました。「『コンタクトが大変』『叱らないで』とご心配のコメントをたくさんいただいたのですが、ショックも怒る気持ちも私自身最初から全くありませんでした」(金子さん)。
続けて、「今の幼い息子は全てが全力なので、他人に迷惑がかかること以外は手加減をあまり覚えてほしくないと思い接しています。なので、家庭内ではこんな行動が日常茶飯事で息子とは友達のような関係です(妻には大変な苦労をさせてしまっていると思いますが、、、)」と語ります。
金子さんの投稿は大きく拡散され、「子どもって大人が思いもよらないことするよね(笑)」「これは叱れないやつw」「めっちゃ丁寧に洗ってる」とコメントが相次いでいます。
反響と受け、金子さんは「今回の何気ない投稿に色んな見方があるかと思いますが、ただただ、幼い子の思いもよらない言動をほっこりと受け取っていただけたら幸いに思います」。