トンカツを「1.4倍くらい」おいしく感じる方法って? 元従業員が教える方法に目からウロコ「覚えておきたい知識」

門倉 早希 門倉 早希

「トンカツ食う時は衣が舌に乗っかる状態ではなく、肉が舌に乗っかる状態で食った方が1.4倍くらい美味い」―。

とんかつ屋でのアルバイト経験を持つX(旧Twitter)ユーザーの巧さんのつぶやきに1万いいねがつき、注目を集めています。巧さんがこの投稿をしたのは、あるラジオ番組がきっかけでした。

それは、タレントの伊集院光さんがパーソナリティを務める「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)の2月5日放送回。ラジオ内で伊集院さんはトンカツにまつわるエピソードを語っており、衣でなく肉が見えた断面を舌に乗せて食べ方について話す一幕がありました。

これを聞いた巧さんは自身の経験を絡めて、Xにて冒頭の内容を投稿。1万いいねがつくなど、注目を集めています。

試行錯誤するなかで行きついた食べ方だった!

親族がトンカツ店を経営しており、子どもの頃から週に一度はトンカツを食べて育ってきたという巧さん。学生時代から8年間、土日祝と同店でアルバイトとして働いてきました。

閉店後にはまかないでトンカツを食べることが多く、次第に飽きがきたことから、ソース・塩・醤油・ポン酢の調味料類、カラシの有無やそれらの混ぜ具合など試行錯誤していたところ、冒頭の食べ方がよりおいしさを感じることに気が付いたといいます。さらに、できればソースや塩の調味料類も「肉面にかけて欲しい」とアドバイスします。

具体的には、「トンカツの衣はついたまま、箸でトンカツをつかみ、切った断面の肉の面が舌に付くように90度回転させ口に入れる」(巧さんの投稿より引用)。人の舌には味を感じる受容器があり、お肉の面を舌にくるように乗せた方が旨味がダイレクトに感じられるのだといいます。

巧さんの投稿には、「これは覚えておきたい知識」「うわーこれ見たらトンカツ食べたくなる」「ちょうど今日食べるところだったからさっそく試してみる」と、参考にする声が多数。そのほか、お寿司やエクレア、ハンバーガーなどもこの食べ方を推奨するコメントが複数投稿されています。

反響を受けて、「この内容のポストは実は何度かした事があり、ここまで反響が出たのは今回初めてなので、バズるって運だなーと言うのが率直な感想です」と巧さん。

「皆様様々な意見があるんだなと言うのは見ていて楽しいですが、人の数だけ食べ方と味覚はあるので、どうか好きなように食べて下さいと言うのが今の願いです。その中でこんな食べ方もありますよーと言う生活の一つのエッセンスとして取り入れて頂ければこんなに嬉しい事はありません」と語ります。

また、巧さんはほかにも自己流のトンカツをおいしく味わう方法を教えてくれました。

「色々試していた途中、小鉢にソースとカラシ、醤油とカラシを混ぜた物を作り、それにチョン付けして食べるのがマイブームだった頃があります。これはかなりの邪道だとは思うのですが、買ってきた惣菜トンカツとかだとこの方法でいまだに食べてたりします。

あとは、あんまりメジャーじゃないと思うのですが、ロースカツには塩が合います、出来れば肉の面の断面に軽くかけてそちらが舌に乗る形で食べるのを全人類一度試して頂きたいです」。

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