現役東大生のみなさんが、「東大を目指したきっかけ」にはどのようなことがあったのでしょうか。株式会社トモノカイ(東京都渋谷区)が実施した調査によると、「学校や塾の先生、家庭教師に勧められた/影響を受けた」が最多となりました。また、東大を本格的に目指し始めた時期については、約8割の人が「高校生」と回答しました。
調査は、同社の教育系アルバイト紹介サイト『t-news』に登録する、塾や学校での指導や家庭教師など教育系のアルバイト経験がある現役東大生(院生含む)300人を対象として、2024年1月にインターネットで実施されました。
現役東大生300人に「大学入学前、現役東大生と交流したことはありますか」と質問したところ、全体の6割近くが「ある」(59.7%)と回答しました。
続けて、「東京大学を目指したきっかけ」を教えてもらったところ、「学校や塾の先生、家庭教師に勧められた/影響を受けた」(31.8%)が最多となったほか、「中学や高校でOBOGなど(家族・親族以外の)現役東大生と交流する機会があった」(16.8%)、「東大のオープンキャンパスに行った」(15.7%)といった回答も挙げられました。なお、「家族や親族に東大卒がいた」(9.8%)は1割未満にとどまっています。
また、「東京大学を本格的に目指し始めた時期」については、約8割が「高校生」(80.7%)と回答。ほか、「中学生」は11.7%で、9割以上が中高時代に東大を目指し始めたことが分かりました。
ちなみに、「入学試験の前日にしたこと」を複数回答で答えてもらったところ、「長時間の睡眠をとった」(125人)や「試験会場の下見や会場近くでの前泊をした」(114人)に回答が集まったほか、「特別なことは何もしなかった」(86人)、「好きな音楽を聴いた」(74人)、「教員や塾の講師、家族、友人と話した」(60人)などの回答もみられ、普段通りの生活でリラックスすることを意識した人が多いことがうかがえました。
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【出典】
▽株式会社トモノカイ
https://www.tomonokai-corp.com/