子どもの好奇心や探究心は無限大。乗り物、昆虫、恐竜、アニメキャラクターなど興味関心の対象はさまざまですが、エレベーターに夢中というある保育園児もその一人。もしかしてあなたはエレベーター博士ちゃん?
「長男はエレベーターの外観やボタン、音声でどこの製品か言い当てることができる。その話をあるメーカーの営業さんに話をしたら、よかったらとエレベーターの事例集をくれた。嬉しすぎて本当に肌身離さない。」
Xユーザーの歯車さん太郎(@haguruma3taro)さんがお子さんのほっこりエピソードを披露すると、6万を超えるいいねとともに「こういう才能をぐんぐん伸ばしていって欲しい」「宇宙エレベーターは頼んだ」「エレベータ会社勤務の知り合い多数いるんで、将来就活の時取り持ってあげますね」などのコメントが寄せられました。テレビ朝日系『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』を連想したのか、「博士ちゃんやん!」との声も上がる長男君のお父さんに聞きました。
ーーいつごろからエレベーターに興味を
「2歳くらいから、YouTubeでエレベーターの動画を食い入るように観ていました。ノートに書いたり写真を撮ったりはしていませんが、一度動画や現地で確認したエレベーターはほぼ全て内容を覚えてしまっています。30分ぐらい気に入ったエレベーターの前から動かなかったこともありました」
ーー「ボタン、音声でどこの製品か言い当てる」と投稿にありました。驚きです
「『どこで分かったの?』と聞いても『音声が三菱電機のだから』」とか『ボタンが日立』という返事で、特徴を説明してくれるわけではないです。親はかご内にあるメーカー名を見て答え合わせをするので、子どもも同じようにどこかに書かれているメーカー名を見てるだけなのかなと思ったりしたのですが、あるホテルのエレベーターが意匠の関係でメーカー名が書いてありませんでした。にも関わらず、長男はこのエレベーターの製造元を断定していました。後日、私がメーカーの営業さんに確認したところ、間違いないことが分かりました。長男はエレベーターごとの特徴をつかんでるんだと思うようになりました」
ーープレゼントされた事例集は宝物ですね
「絵本や図鑑を置く場所にしまっていますが、すぐ出して見ています」
子どもの夢中を尊重する歯車さん太郎さん、そしてエレベーターの世界にもっと深く触れてもらおうと粋な対応をしたメーカーの営業さん。好奇心からどんな芽が出て育っていくのでしょうか。
テレビ朝日系バラエティ番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」のサイトには、戦国時代や葛飾北斎などさまざまなジャンルで大人を凌駕する知識や教養を持った「博士ちゃん」が紹介されています。数年後には歯車さん太郎さんの長男君も出演するかもしれませんね。