アメリカの難解なシャワー事情がSNS上で大きな注目を集めている。
「アメリカ名物といえば、無駄な独創性を発揮した結果めちゃめちゃ分かりにくくなっているシャワーのUIですが、今回のも大概でした。使い方としては、左のノブを右へ回すと熱湯が出て、右のノブを左へ回すと熱湯が出ます」と宿泊した施設のシャワーを紹介したのはinuroさん(@inuro)。
正確には右側は水のノブなのだが、左の熱湯ノブを少しでも余分に回していると熱湯しか出てこないのだという。日本のシャワーは大抵はどうひねれば温度調節ができるのか一目瞭然。しかしそんな甘やかされた感覚ではアメリカのシャワーは到底利用できなさそうだ。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「海外のシャワーって一回確実に熱湯か冷水浴びる罰ゲームから始まるよね」
「それは相当なトラップですね。回して全開で熱いお湯のタイプも、最初必ず冷たいので嫌です」
「これ熱湯側の配管内の水圧が高くて水側が低いからお湯側開けると混ざるところで水が負けて出てこないんだよね」
など数々の驚きの声、共感のが寄せられている。
投稿者に聞いた
inuroさんに話を聞いた。
ーー今回紹介したシャワーはどんな施設のものですか?
inuro:CES(テクノロジー見本市)で宿泊したラスベガスのホテルというかコンドミニアムです。アメリカはたいていどこのシャワーもUIが独創的なので、全裸で冷水を浴びる前にある程度操作を確認するんですが、今回は一見フツーだったので油断しました。
ーーなぜそんなに仕様がバラバラなのでしょうか?
inuro:アメリカ人は総体として意外と保守的なので、別にこれでいいじゃん、となったら特に細かい改善に対してモチベーションがないのと、なんでこれでいいってなるのよ、と言ったら、そもそもシャワーや風呂に情熱がないんでしょうね、きっと。
ーー反響への感想を。
inuro:9割方「あるあるある」だったので皆苦労してるのねと思う半面、これはつまり日本人が風呂関係に極めて高いレベルを期待してる…もしくはしすぎってことなのかもと。
◇ ◇
海外を訪れるみなさんはくれぐれもシャワーの利用には気を付けていただきたい。
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