「あ、あの!すいません!!きゅうり!!!きゅうりを!!!!食べて!!!!!ほしくて!!!!!!」
投稿されたのは、仲良くキュウリを食べる4匹の文鳥さんたち…ではなく、全くキュウリを食べずに、それどころか激しく争う文鳥さんたちの動画です。
「激しいw」
「きゅうりのため〜に〜あらそわない〜で〜」
「可愛いけど怖いw」
「朝からクスッとした」
投稿には、文鳥たちのキュウリをかけた激しい戦いに癒されたなどのコメントが多く寄せられました。ポストをされたトリアタマ(@torinosimobe)さんにお話を聞きました。
ーーケンカしていたのは、4羽の文鳥さんですか?
「全員白文鳥で、名前は、❤️つばき(1歳メス)、💛ひーくん(4歳オス)、💙なずな(1歳オス)、💚ところてん(3歳オス)です。ほかにコザクラインコ1羽と、ミックスの中型犬1匹を飼っています」
ーーどのような状況で動画を撮影されたのですか?
「文鳥たちはキュウリが大好きなので、おやつにあげようと思い、放鳥した時に与えようとしました。普段はそこまで仲は悪くないのですが、おやつのこととなると話は別のようで…。たぶんみんな、周りを蹴散らしてからゆっくり食べようとしたんだと思います。
特につばき(❤️)はとても穏やかで優しい子で、他の男子たちといい感じな関係を築いており、普段はほとんどケンカをしませんが、おやつを前にすると動画のようになってしまいます。
このようなケンカは、複数の文鳥と暮らす家では割とよくある状況ですが、普段仲良く楽しく遊んでいる文鳥ズがチンピラと化しておやつをめぐって争う姿がなんとも可愛かったので動画を撮り、投稿しました」
ーーこちらの動画を撮影した時は?
「キュウリ食べてーーー😭😭とひたすら心の中で叫んでいましたw」
ーー文鳥さんたちと一緒に暮らし始めたきっかけは?
「きっかけは10数年前の小学生の時まで遡りますが、当時両親共働きで私は公文に通っており、小1の妹が1人で留守番をしていました。妹が1人で留守番は寂しいだろうと母がお迎えしたのが最初の文鳥で、とても可愛くて一目惚れし、そこから動物好きがどんどん加速して現在に至ります。ちなみに今いる5羽+1匹のうち、ひーくん(💛)、ところてん(💚)、コザクラインコは里親として引き取った子で、犬は動物愛護センターから引き取った子です」
ーー特に可愛い!と感じる時は?
「やることなすこと全てがあまりにも可愛すぎて、毎月3000枚近く写真や動画を撮るくらいなので選ぶのはとても難しいですが、強いて選ぶとすれば私の腕とかでうとうとしているところです。
こちらから見る文鳥は小さくてとても可愛らしいですが、文鳥から見る人間って、進撃の巨人に出てくる巨人みたいな存在だと思うんです。そんな自分よりデカくて強くてふわふわでもない相手の腕とか手で寝てくれるのって、すごい信頼してくれてるんだって感じて、それがとても可愛くて愛おしいです」
トリアタマさんは。「漫画やアニメなどのフィクションでは、文鳥の穏やかで聞き分けのいいところが中心に描かれており、値段も安価で飼いやすい印象があるため、そのイメージで文鳥をお迎えする人がいるのではと思います。
もちろん個体差はあり、穏やかな子もいますが、基本的には文鳥は『中にチンピラが入っている』と言われるほど我が強く、オラオラキャルキャルしています。文鳥のオラオラを愛おしく見守ることができてこそ、真の文鳥様のシモベです!
文鳥様をお迎えしたい方はまずお世話の仕方や性格をしっかり理解して、文鳥様のシモベとなる覚悟を決めてからお迎えしてくださいね!」と話してくれました。