地方紙が羽生結弦妻を実名スクープ 8歳年上のバイオリニスト 報じた記者に聞いた
9月19日、山口県周南地区の地方紙「日刊新周南」が羽生結弦さんの結婚相手が末延麻裕子(すえのぶ・まゆこ)さん(36)だったと報道しました。
羽生さんが明らかにしていなかった妻について9月16日にニュースメディア「週刊女性PRIME」が「妻は8歳年上の美人『元バイオリニスト』だった!」として「A子さん」と匿名でプロフィールなどについて報じました。羽生さんやバイオリニストの親族に取材し、人となりや暮らしぶりについて紹介しました。
続く日刊新周南の実名スクープ記事「『まゆちゃんすごい』『幸せになって』 市内外で祝福の声広がる」は、末延さんの地元・山口県光市が祝福ムードになっていることを伝えた内容で、記事は中国語などに翻訳され、海外にも驚きが広がりました。
スクープ記事を書いた日刊新周南の記者は「『絶対にモノにしてやろう』と思って取材していたわけではないんです。普通に取材をしていて、たまたま得た情報があって、複数の人に話を聞いて、真実であると判断できたので報道しました」「特に(羽生さんの)ファンだったわけではありません。フィギュアスケートにも特に関心はありませんでした。なので、取材は基本的に1人で行い、私が光市担当の記者じゃなかったら、この記事(光市出身の末延麻裕子さんが結婚相手というスクープ)は書いていないと思いますよ」と偶然、末延さんの地元で情報をつかんだことを明らかにしました。
スクープ記事の反響については、「紙面にも書いた通り、『まゆちゃんすごい』『まゆちゃんよかったね』『幸せになってね』という声がありました」と祝福の声が寄せられたといいます。
羽生結弦が離婚「守り続けること極めて難しい」「家から一歩も出られない」
11月17日、羽生結弦さんは離婚を発表しました。羽生さんは妻や自身への周辺取材が行われていることが心身の負担となったとし、「お相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした」「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」と理由を説明しました。
羽生さんは離婚発表の声明文で「お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いても、私を守るために行動し、支えてくれていました」と結婚生活を振り返り、「様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています」「生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられること私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました」と自身と妻の周辺取材に悩まされていたことを明らかにした。
そして、「しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした」と心身の負担になっていたことを明かし、「このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」と周辺取材から解放されるために離婚を選んだと説明しました。