なかなか夫婦関係の問題は人には聞けないものですが、ほかの人はどうしているのか気になりますよね。寝室事情から貯金額、義実家との関係まで、2023年も多彩な調査が行われ、注目を集めました。話題になった結果を振り返ります。
結婚年数によって変わる「夫婦の寝室事情」 1年目「同一ベッド」が最多だけど…
既婚者のみなさんは、パートナーとどのように寝ているのでしょうか。全国の20～60歳の既婚男女800人（男性243人・女性557人）に「夫婦の寝室事情」について調査をしたところ、「同一ベッドで一緒に寝ている」「ベッドを2台並べている」などに回答が集まりました。
なお、結婚1年目では「同一ベッド」が最も多かったものの、20年目には「別室で寝ている」が最も多くなりました。また、「別室で寝ている」と答えた人の割合は、1年目が11%、2年目が21%、5年目が43%と年々増加していることから、結婚年数が長くなるにつれて徐々に「別々で寝る」ことへシフトしていく傾向がうかがえたそうです。
寝具選びをサポートするWebメディア『眠ハック』を運営するActlever（福岡県福岡市）が、2023年1月にインターネット上にて実施した調査です。
なお、「今の寝室事情において睡眠への不満はありますか」と聞いたところ、37.6%の人が「不満あり」と回答。具体的には「いびきがうるさい」「就寝・起床時間の違い」「寝相が悪い」「室温の調整が合わない」などが挙げられたそうです。
結婚年数によって変わる「夫婦の寝室事情」 1年目「同一ベッド」→5年で「別室」急増…10年、20年目は？
既婚男性の1割「妻のことが嫌い」と回答…「態度が冷たい」「いつも不機嫌」「ヒステリック」
仲の良い夫婦、悪い夫婦と、家庭によって夫婦仲はさまざまです。そこで、全国の30～59歳の既婚男性1000人に「妻」について調査をしたところ、1割強の人が「妻のことが嫌い」と回答しました。
男女の出会いメディア『e-venz（イベンツ）』を運営するノマドマーケティング株式会社（東京都渋谷区）が、「妻が嫌いかどうかについてのアンケート」と題して2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。
「妻のことが嫌いな理由」については、「態度が冷たい」「性格が合わない」「いつも不機嫌」「金銭感覚があわない」「ヒステリック」「すべて」といった声が寄せられたそうです。また、「妻のことが嫌い」と回答した人の約8割が「家に帰りたくない」と回答したそうです。
既婚男性の1割「妻のことが嫌い」と回答…「態度が冷たい」「いつも不機嫌」「ヒステリック」
これはイライラしてしまう！？ 「夫の許せないところ」ランキング 2位は「話を聞かない」
夫婦仲良くとは思いつつも、つい腹が立ってしまうことってありますよね。そこで、中学生以下の子どもを持つ全国の20～60代以上の既婚者の女性200人に「夫の許せないところ」を聞いたところ、最も多かった回答は「家事をしないこと」でした。
ARINA株式会社（宮城県仙台市）が運営する教育メディア『おうち教材の森』が、2023年1月にインターネットで実施した調査です。2位は「話を聞かない」、3位は「お金遣いが荒いまたはケチ」という回答がランクインしました。
これはイライラしてしまう！？ 「夫の許せないところ」ランキング 2位は「話を聞かない」
「夫の実家に行きたくない」既婚女性の6割が回答…理由は「気を遣う・居心地が悪い」「疲れる・面倒」「性格が合わない」
みなさんは、自身の配偶者の実家に行きたくないと思うことはありますか。全国の30～59歳の既婚男女1000人（男性499人・女性501人）に調査をしたところ、既婚男性の4割弱、既婚女性の約6割が「義実家に行きたくない」と回答しました。また、義実家に行きたくない理由としては、「気を遣う・居心地が悪い」「疲れる・面倒」「性格が合わない・不仲」などに回答が集まったそうです。
男女の出会いメディア『e-venz（イベンツ）』を運営するノマドマーケティング株式会社（東京都渋谷区）が、2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。
義実家と疎遠になった要因や、行きたくない理由について、具体的な内容を自由回答で答えてもらったところ、「歓迎されないのに行く必要ない」「義母がわがまますぎる」「会話が弾まない」「居場所がない」「嫌味を言われるから」「無視をされる」といった声が寄せられたといいます。
「夫の実家に行きたくない」既婚女性の6割が回答…理由は「気を遣う・居心地が悪い」「疲れる・面倒」「性格が合わない」
共働き夫婦507人に聞いた「1カ月の平均貯金額」は…「5万9105円」 目的は「老後のため」が最多に
株式会社ビズヒッツ（三重県鈴鹿市）は、全国の20～60代以上の共働き夫婦507人（女性289人／男性218人）を対象に「共働き夫婦の貯金額や貯金方法」に関する意識調査を実施しました。その結果、1カ月の平均貯金額は「5万9105円」であることが分かりました。ただし、ボリュームゾーンは「3万円以上5万円未満」となっており、「月20万円超」（2.6％）など貯金額の大きい人が平均額を押し上げる結果となっています。
また、貯金の目的について聞いたところ、1位は「老後のため」でした。以下、「教育費・養育費のため」「予備費として」「住宅購入・維持のため」と続きました。
