4歳の息子が仕掛けた罠が、SNS上で注目を集めている。12月中旬、仕事終わりの夜7時半頃。パパである男性の元に、妻から1枚の写真が送られてきた。そこには、「罠が仕掛けられてるから引っ掛かってください」との文言。写真には、床にバナナの皮を並べる息子の様子が映っていた。「わかりました」と返信した男性は、Xにこう投稿した。「早く帰らないといけない」。演技力が試されるバナナトラップに、どう引っ掛かった！？
まさかのバナナトラップ
岡山県在住で2児のパパで、X名・mannさん（＠iimannamii）。4歳の次男は仮面ライダーに夢中で、戦いごっこが好き。好奇心が強く、自分で工作などを実験的にやっているという。バナナトラップは、8歳の兄が遊んでいるゲーム「マリオカート」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」の影響。妻とのやり取りをXに投稿すると、返信欄には「転び方を考えて帰らないと」「微笑ましい罠」との声のほか、「お互いの笑顔のために優しさが爆発している」など、わが子のために協力する夫婦の会話に反響が集まった。
家に帰ると、バナナ1本分の皮が4枚にばらされ、床に置かれていた。男性はつるっと滑って転び、記憶喪失になった渾身の演技を披露。しかし…意外にも、息子はピンと来ていない様子だったという。
翌日、男性は「知らない…天井だ…」と病院のベッドで目を覚ましたかのような写真を投稿。まさか、バナナの皮でけがをしてしまったのだろうか―。
どうやら、写真はジョークで、3年前にインフルエンザで倒れた時の写真を投稿したとのこと。「めちゃくちゃ元気です（笑）。子どもたちにはバナナトラップを含めて危ない穴は父ちゃんだけにしか仕掛けちゃダメだよ、と言い聞かせました。面白いドッキリと、危険ないたずらの境界線を分かってもらって、これからも家族で楽しく過ごせればなと思います」
