「爆発してる!」「爆裂け!?」出現率わずか3〜6%、さけるチーズの激レアパッケージが大ウケ 社内での呼び名も遊び心満点だった

金井 かおる 金井 かおる

 「さけるチーズのパッケージが爆発してる」ーー雪印メグミルク(本社、東京都新宿区)の人気商品「雪印北海道100 さけるチーズ」のパッケージがネット上で大きな話題になっています。通常版とは別に、チーズを細かく裂いたレアなデザインがあるというもの。SNSでは「爆発」「爆裂け」「スパーク」などと表現され、「こんなのあるんだ」「探しに行きたい」などと驚きが広がっています。遊び心あふれるパッケージについて、同社に聞きました。

「社内では『ボンバーさけチー』と呼んでいます」

 同社担当者によると、レアなパッケージの正式名は「ボンバーさけチー」。

 「社内では『ボンバーさけチー』と呼んでいます。とうがらし味だけは絵柄が異なり、ドラゴンが火を噴いているデザインなので『ファイヤーさけチー』と呼ぶこともあります」(同社担当者)

 ボンバーさけチーのデザインは2015年から一部商品でのみ導入。

 「さけるチーズはおいしいだけでなく、楽しさも持ち合わせているチーズです。売場やご家庭でレアパッケージを発見する楽しみを感じて頂きたく、レアパッケージ化を開始しました」(同社担当者)

 2016年ごろからはSNSを中心に定期的に話題になり、ネットニュースなどでもたびたび取り上げられるように。同社では反響の大きさを受け、2023年からは全ての味のパッケージにボンバーバージョンを取り入れたといいます。

 レアなデザインが登場してから8年が経ちますが、まだまだ「初めて見た」「知らなかった」という反応も多く、「見つけたらいいことありそう」「スーパーに探しに行こうかな」「運試ししてみたい」などと盛り上がりを見せ続けています。

 気になるのが出現確率です。

 「1本入りは約3%、2本入りは約6%です」(同社担当者)

 さけるチーズの前身は1980年発売の「ストリングチーズ」。1995年に商品名を「さけるチーズ」に変更。現在は、プレーン、スモーク味、とうがらし味、ローストガーリック味、バター醤油味、コンソメ味の6種の味を展開。スーパーなどに並ぶ2本入りのほか、コンビニ用商品として1本入りもあります。

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