「これくらい許したれ」阪神オリックス御堂筋パレードのスタッフジャンパー、メルカリに出品 2万5千円の高額販売も

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 神戸と大阪・御堂筋で23日に同時開催された、阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を祝う記念パレード。終了後、大阪側のボランティアスタッフに支給されたとみられるジャンパーと帽子が、フリマサイトに相次いで出品されていることが分かりました。

 フリマアプリ「メルカリ」には、23日夕方ごろから出品が目立ち始めるように。商品説明には「優勝パレードの現場で着用しました」「一度着用しましたが汚れなどはありません」「女性が着用、Mサイズです」などとあり、パレード参加後に即出品されたことがうかがえます。

 価格は1セット7000円〜2万円台。中には、未使用をうたうものも複数あり、2万5千円で取り引きされた例もありました。

 当日は警備会社以外に、開催地の職員らも警備や案内役を務めました。兵庫県と神戸市の約1500人は公務扱いで休日出勤、大阪府と大阪市の約2500人はボランティア扱いとなったことから、SNS上では「大阪はタダ働きだから、これくらい許したれ」「手当はジャンパーだけなんだから売るのは自由」「手当のかわりに現物支給だったのか」などの声が上がっています。

 尚、兵庫県側のスタッフは当日、黒色のそろいのジャンパーを着用。県の担当者は「あくまでも職員に貸与したもの。貸与ということは説明会でも伝えています」とし、県では特にトラブルなどは起こっていないとしました。

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