JR西日本がJR三ノ宮駅(神戸市中央区)に展示した川柳がSNS上で大きな注目を集めている。
「これを三宮駅に張り出すJR西日本。中々肝が座っている。」と件の川柳を紹介したのは会社員の鐵道省さん(@tetudosyo)。
10月1日から10月14日に「鉄道旅行での思い出」「JR神戸線と秋」というテーマで川柳を募集していたJR西日本。集まった180作品を文字アートとしてJR三ノ宮駅にに掲出したのだが、その内容をよく見ると「また遅延 ああまた遅延 また遅延」「じぇいあーる よく遅延する 遅刻する」「神戸線 運転見合わせ 長すぎる」など辛辣なものがちらほら。
JR神戸線で生じた人身事故などに伴う遅延や運転見合わせに対して、恨みのこもった川柳がこうやって紹介されるとはなんともシュールだ。
鐵道省さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「もはや諦めで草」
「それくらいのこと言われても何も変わらないよ!って言う宣言です 安全第一!」
など数々の驚きの声が寄せられている。
投稿者に聞いた
鐵道省さんに話を聞いた。
ーー批判的な川柳をご覧になって。
鐵道省:「ああ、やっぱり皆思ってる事は一緒なんだなぁ〜」って感じです。個人的なお気に入りは「また遅延 ああまた遅延 また遅延」ですね!
ーーJR西日本の運行状況についてどう思われますか?
鐵道省:自分も通勤でほぼ毎日使っている身としては正直なんだかなぁ…と思ってしまいます。毎日のように何かしらで遅延しているので…。あとは遅延からの回復が非常に遅く感じてしまいます。朝方のトラブルが夕方まで尾を引いていたり…。
ーー投稿への反響については。
鐵道省:何となく、特に深く考えずに投稿したものなので、思いの外反響があり少し驚いています。それと同時に、皆さんJR=遅延が多い と思っている人の多さも感じました。
◇ ◇
人身事故やそれによる遅延が少しでも減るよう、JR西日本のさらなる取り組みを期待したい。なお今回の話題を提供してくれた鐵道省さんは「昭和20年代〜30年代の神戸電鉄の貨車」について調査中。特に写真の提供者を探しているということなので、心当たりのある方はぜひご協力いただきたい。
鐵道省さん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/tetudosyo