これ本当に日本? 海外旅行気分が楽しめる国内の絶景ランキング 1位は「国の天然記念物に指定された静岡県の観光スポット」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

一度は行ってみたい世界の絶景の数々…実は国内でも海外旅行気分が楽しめるスポットがたくさんあります。株式会社リクルート(東京都千代田区)が発行する旅行情報誌『じゃらん』が、このほど発表した「まるで海外絶景ランキング2023」によると、静岡県の「堂ヶ島 天窓洞」が1位に選ばれたそうです。

調査は、全国の20~50代の男女1047人を対象として、2023年9月にインターネットで実施されました。そのほかの結果は以下の通りです。

▽『じゃらん』まるで海外絶景ランキング2023

【1位:堂ヶ島天窓洞(どうがしまてんそうどう)/静岡県】

「天窓洞」は堂ヶ島最大の見どころと言える、白い凝灰岩にできた海蝕トンネル。遊覧船でくぐっていくと、天井にぽっかり穴の開いた天窓があり、暗い洞窟の中に光が差し込む神秘的な光景が広がります。暗闇に踊る光と水面の美しい色彩が、まさにイタリア/カプリ島の「青の洞窟」のような絶景です。

【2位:天神崎/和歌山県】

田辺湾の北側に突き出た「天神崎」は、まるでボリビア「ウユニ塩湖」のようだと話題のスポット。大鼻と呼ばれる地磯近くに大きな水鏡ができる絶好ポイントで、引き潮時に潮位が140~150cm以下になると岩礁に海水が溜まって反射し、鏡面の絶景が楽しめます。風のない日がおすすめだそうです。
※見頃おすすめカレンダーは田辺観光協会の公式ホームページを参照ください。
https://www.tanabe-kanko.jp/

【3位:雄川の滝/鹿児島県】

「雄川の滝」は自然が創り上げたエメラルドグリーンの幻想世界。まるでクロアチアの国立公園のひとつで世界遺産の「プリトヴィツェ湖群国立公園」のようです。エメラルドグリーンの滝つぼが見られるチャンスは、夏のお昼前後で滝の水量が少ない晴れの日が続いた時。専用駐車場から滝つぼまで遊歩道を20分ほど歩くと、幅60mの断崖と落差46mある滝が広がります。

【4位:牛窓(うしまど)/岡山県】

「牛窓」は瀬戸内海に面していて、地中海の雰囲気が感じられる“日本のエーゲ海”と呼ばれるほど景観の美しいエリア。牛窓港のすぐ目の前にある「前島」や、干潮時に姿を現す「黒島ヴィーナスロード」といった見どころのほか、グルメやレジャーも満喫できる、穏やかな気候で魅力あふれる町です。

【5位:メタセコイア並木/滋賀県】

滋賀県高島市にある約500本のメタセコイアが立ち並ぶ雄大な並木道。ドイツの並木道のようだと言われるスポットのひとつです。マキノ高原へのアプローチ道は、まっすぐに延びる約2.4kmの絶景ロードとしても知られています。新緑がまぶしい初夏やレンガ色に彩られる紅葉の秋、雪化粧する冬など、季節によって趣の異なる景観が楽しめるのも特徴です。

【6位:ロックハート城/群馬県】

「ロックハート城」は10万平米の敷地に移築・復元した中世スコットランドの本物の古城。その世界観と雄大な自然に囲まれたロケーションからドラマのロケ地として利用されることも多いスポット。優雅なドレスをまとって撮影ができるプリンセスドレス体験では、中世ヨーロッパの世界にタイムスリップしたような気分に浸れます。

【7位:鋸山(のこぎりやま)/千葉県】

標高329mの山でむき出しの岩壁が連なる「鋸山」は、ノルウェーの断崖絶壁で観光名所の「プレーケストーレン」にそっくり。南側斜面は日本寺の境内にある千葉県指定の名勝で、日本寺大仏、百尺観音、まるで古代遺跡のような石切り場跡など見どころがたくさんあります。中でも足がすくみそうな「地獄のぞき」からは東京湾や房総半島、富士山まで見渡せるパノラマ絶景が楽しめます。

【8位:羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)/東京都】

伊豆諸島・新島にある「羽伏浦海岸」は南北約7km続くビーチ。コバルトブルーの海と白い砂浜に恵まれ、正面のメインゲートをはじめとした雰囲気がギリシャ「サントリーニ島」を彷彿とさせます。サーフィンの世界大会が開催されたこともあるなど、世界中のサーファーから愛されているスポットです。

【9位:大洗サンビーチ/茨城県】

「大洗サンビーチ」は満潮から干潮に向かう時間に海辺が海水で鏡のように反射する、まるで「ウユニ塩湖」のようなリフレクションビーチ。国内でも有数の遠浅のビーチで、砂浜に水が張った時に鏡面現象が起きやすいのが特徴。なるべく低い位置から撮影すると比較的きれいに撮影ができると注目のスポットです。
※見頃や撮影ポイントは大洗観光協会のホームページを参照ください。
https://www.oarai-info.jp/

【同率9位:迎賓館赤坂離宮/東京都】

1909年(明治42年)に建設した国内唯一のネオ・バロック様式宮殿建築物で、都会のど真ん中にいながら、まるでヨーロッパの宮殿にいるような気分に浸れるスポットです。絢爛豪華な内装には西洋の良さと和の感性の共存があり、最も格式の高い「朝日の間」にある天井画や敷物など圧倒的な美の世界は必見です。

※紹介している内容は2023年10月23日時点の情報です。

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【出典】
▽じゃらん/まるで海外絶景ランキング2023!国内でも海外旅行の気分が味わえる【全国】
https://www.jalan.net/news/article/763047/

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