白熱するプロ野球・日本シリーズ。オリックス中嶋監督は4日の試合後インタビューで、ファンに「のど飴を持って声を出して」と呼び掛けた。阪神の岡田監督がパインアメを愛好していることもあり、このコメントに両チームのファンがSNSで大盛り上がり。球場近くのドラッグストアでは、並んで陳列する光景も見られた。
中嶋監督はインタビューで「明日は決戦になりますので、皆さん大きな声で、声からして、のどあめ持ってしっかり応援してください」とコメントした。
これを受け、X（旧ツイッター）では早速、のど飴の写真とともに「監督の指示通り持っていきます」と投稿するオリックスファンも。監督の出身地・秋田県にルーツがある「龍角散」ののど飴を購入した、という人も目立った。
一方の阪神・岡田監督はパインアメ好きで有名。球団とメーカーのコラボグッズが発売されるなど、虎党の間でもイメージが定着している。そのため阪神ファンも「オリックスがのど飴なら、阪神はパインアメや」「勝つのはどっちのアメだ」と対抗意識を燃やしていた。また、パインアメのメーカーも反応。Xで自社ののど飴の商品写真を掲載していた。
第7戦の舞台となる京セラドーム大阪近くのドラッグストアでは、龍角散ののど飴とパインアメが並んで陳列されている様子も目撃され、Xで話題になっている。運命の一戦を前に、思わぬ「アメ論争」で両チームのファンが盛り上がっているようだ。
