兵庫県警が絶賛したパトカーの車種「どんな違反車両にも追いつけた」 自動車ファン「かっけえ」「遅いはずがない」

金井 かおる 金井 かおる

 兵庫県警が公式SNSに投稿したパトカーの思い出話がネット上で注目を集めています。平成時代、他を寄せ付けない、抜群の走りを見せた車種があったというもの。当時、実際に乗車していた警察官が「どんな違反車両にも追いつけた」と絶賛するほどです。同県警に話を聞きました。

 同県警の担当者によると、隊員たちが絶賛したのは日産自動車の「スカイラインGF-ER34(平成12年式)」。同県警では2001(平成13)年度に4台導入し、高速道路交通警察隊(高速隊)に配備。2007(平成19)年までの間に、交通事故や事件の捜査、交通指導取り締まりなどで活躍しました。

 当時の高速隊隊員らは「ほかのパトカーと比べて、とにかく速く、どんな違反車両にも追いつけた」と舌を巻いたといいます。

 日産自動車の公式サイトによると、初代スカイラインが誕生したのは1957年4月。兵庫県警が導入したER34は10代目に当たり、「著しく剛性感を向上させたボディは"DRIVING BODY"と名づけられ、誰もが体験したことのないスポーツドライブの感動を4ドアセダンで提案していた」(日産自動車公式サイト)と解説があります。

 SNSユーザーからは「本当にすばらしい車」「技術の日産」「遅いはずがない」「一番好きな車でした」「かっけぇ」「反則レベルでかっこいい」「GT-Rじゃなくてもすばらしかった」「もっと走りを見たかった」などの声が上がっています。

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