尼崎のコミュニティーFMが“復活” 初日ゲストに元阪神ドラフト1位選手が登場

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兵庫県尼崎市で今年3月に閉局したエフエムあまがさきの放送免許を受け継いだ新たなコミュニティラジオ局「みんなのあま咲き放送局」が2日、開局した。初日のスタジオゲストには、尼崎市出身で元阪神タイガースドラフト1位の的場寛一さん(46)が出演した。

的場さんは尼崎市で幼少時代を過ごし、杭瀬小学校時代には尼崎の街中を自転車で走り回ってたという程の「尼っ子」。中学に上がると父が監督を務めるボーイズリーグ「兵庫尼崎」でもメキメキと頭角を現し、3年時には多数の強豪校から声が掛かる中、熱心に誘ってくれた愛知の弥富高校(現 愛知黎明高校)に進学した。1999年に九州共立大から阪神タイガースにドラフト1位で指名され、入団した。現役時代はケガに泣かされたプロ生活だったが、その後は社会人野球の名門トヨタ自動車で活躍。現在は自ら立ち上げた「くつろぎカンパニー株式会社」の代表として美容系、健康補助食品など経営者として日々営業マンとして活躍している。

尼崎には現在も実家があり、帰省すれば母と市内の銭湯に行くなど地元で絶えず親孝行もしている。久々の地元でのメディアの出演で「スタッフの皆さんが人情味溢れる方ばかりですごく温かく迎え入れてくれて、新たな気持ちで開局を実現された意気込みも感じましたし、今日、私もその一員に入れたというのがすごく嬉しかったです。番組中に色々話しているうちに、僕の中に尼崎の血が通ってることを改めて再認識しました」と地元への想いを語った。エフエムあまがさきから、みんなのあま咲き放送局として、再起した姿も自身の「生きて来た道と重なります」とも話していた。

また阪神優勝後、地元への帰省は今回が初めてで「尼崎のまちを歩くと少年が阪神の帽子を被って歩いていたり、おっちゃんが優勝のTシャツを着て商店街を歩いていたりと、これは尼崎ならではのすごく良いカルチャーで感動しました」と故郷の人々を絶賛。今後も定期的に出演したい、と熱っぽく話していた。

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