17日に最終回を迎えたTBS系テレビドラマ「VIVANT」。ネット上では終了直後から「VIVANTロスやばい」「VIVANTロスすぎてさみしい」「日常に戻れない」などといった、ドラマの終了を嘆く声が相次いでいます。そんな中、「ロスの皆様への裏話」と題した「中の人」の投稿が注目を集めています。
VIVANTロスのファン歓喜「裏話うれしい!」
投稿したのは、兵庫県神戸市出身で、福澤克雄さんらとともにVIVANTの監督・演出を務めた宮崎陽平さん。
自身のアカウント(@ist_yohei)に「ノコルさんが地割れ地点に降りて少年とフローライトを見つけた地下の空洞は実は日本ロケです 場所は静岡県浜松市の小堀谷鍾乳洞」とロケ地情報を発信すると、9900を超えるいいねが集まりました。ドラマの公式アカウント(@TBS_VIVANT)も36.7万のフォロワーに向けて宮崎さんの投稿をリポストし、拡散を後押ししています。
宮崎さんの投稿を読んだVIVANTファンらは、「裏話めっちゃうれしいです!」「ロスだから裏話シリーズありがたいです!」「まさか日本のロケだったとは」「ロケ見に行きたかったな」などと物語の余韻に浸っています。
反響の大きさ、地元のフィルムコミッションも驚き
小堀谷鍾乳洞(青谷鍾乳洞、静岡県浜松市)での撮影を誘致したのは地元の「浜松フィルムコミッション」。宮崎さんによるSNSでの裏話は、同FCの担当者の耳にも届いており、「今日ちょうど別のロケハン現場でも投稿のことが話題に上ったところです」と反響の大きさに驚いた様子でした。
小堀谷鍾乳洞は、観光用の手すりなどもなく、自然のままに近い状態を残したスポットで、「これまでは洞窟の好きな人が訪れる場所でした」(同FC担当者)。VIVANT効果については、「(宮崎さんの)投稿がきっかけとなり、これから訪れる人が増えるのでは」と期待します。
訪れる際には注意点があるようで、鍾乳洞に行くための大小2つのルートのうち、広い方の道は現在工事中だそう。同FC担当者は「狭い方の道を通ってお越しいただくことになります。住民の方もいらっしゃいますし、安全には注意していただきながらお越しください」と話しました。
また、前出の宮崎さんも投稿の中で、聖地巡礼を計画するファンに向け、「天然記念物らしく、絶対ゴミなど迷惑かけないようにお願いします」と呼びかけています。
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日曜劇場「VIVANT」のBlu-rayとDVDは12月27日発売。TBSの通販サイト「TBSショッピング」で注文すると、堺雅人さんらが出演するオンライントークイベント(2024年開催予定)の参加券やTBSオリジナル特典付きです。Blu-ray BOX 37730円、DVD-BOX 30800円(いずれも税込)。TBSショッピング「VIVANT」ページ