「歴史的瞬間を目撃した」うずまきソフト?うますぎソフト?…えっ、どっち?明治に聞いた

椎名 碧 椎名 碧

「私は歴史的瞬間を目撃してるのかもしれない」

こんな投稿が、大きな注目を集めました。添えられた写真には、誰もが食べたことのあるアイス「うずまきソフト」が写っています。が、よく見ると、パッケージが…あれ?

横に並ぶパッケージの名前がなんと「うますぎソフト」になっているではありませんか!

間違って製造してしまったのでしょうか…?

いいえ、間違いではなく公式に発売されている「うますぎソフト」だとのことです。

「うますぎるうずまきソフト」
「やっぱり変わったんだww」
「しばらく眺めててもわからなかったよ」
「歴史の証人になりました」

投稿には、変更に気づくまで時間がかかる人や驚きの声が多数寄せられています。

うずまき?うますぎ?どっちなの?ポストされた吉良(@kira_zatou)さんにお話を聞きました。

ーー「うずまきソフト」から「うますぎソフト」に名前が変更されることはご存知でしたか?

「数日前に、名前が変わってるというツイートを見かけたので、ほんとかな?と思いながらスーパーで見たら確認しようと思っていました」

ーー気づいた瞬間の率直な感想は?

「二つの名前が並んで陳列されていたので、ちょうど名前が新旧で入れ替わる瞬間なんだ!と感動して投稿しました。その日は買う予定が無かったので戸を開けるのもなんだかな、と思いガラス越しに撮影したのですが、実際は期間限定裏表でうずまき・うますぎのパッケージになってるものだと、さまざまな方からのリプや引用で知り、なるほど!と納得しました」

ーーうずまきソフトはよく食べていたのでしょうか?

「子どもが好きでよく買っています。私もまた久々に食べたくなりました」

ーーパッケージ以外でなにか他に変更が感じられた点などはありますか?

「パッケージの字やキャラクターのポーズが違っていて間違い探しのようでしたね。味や商品の見た目はいつもの美味しいアイスでした」

吉良さんは「えっ、これ何!?と謎が謎を呼ぶ素直な驚きの連鎖が広がっていく様子にわくわくしました」と、投稿した時のことを振り返りました。

「うずまきソフト」発売元の明治に、改名の理由を聞いた

「うずまきソフト」の名前の変更の裏側を明治の大出さんに聞きました。

ーー「うずまきソフト」から「うますぎソフト」に改名されたのはどのような理由だったのでしょうか?                          

「2022年に旧Twitter(現X)に投稿した間違い探しの画像が話題になったことから、実際に販売している商品パッケージを『うますぎ』に変更したら皆さまに面白がっていただける、また話題化につながるのではないかと考えました。パッケージ自体は2023年7月下旬より変更しております」

ーー話題性を狙ったのですね!「うずまきソフト」はどのようにして商品開発されたのでしょうか?

「うずまきソフトは、1996年に発売した3種類の味わいが楽しめるソフトコーンアイスです。可愛らしさや見た目のわくわく感が特長で、ご家族みんなで楽しめるロングセラーアイスとなっております」

ーーうずまきソフトのパッケージ自体はいつから?

「現行のパッケージデザインは2015年より採用しております」

ーーパッケージの他に何か変更した点などはありますか?

「中身のアイスに変更はありませんが、パッケージ側面で遊べる迷路の内容を変更しております」

明治の大出さんは、また、次のように「うずまきソフト」の魅力を説明してくれました。「うずまきソフトはアイス自体のおいしさのみでなく、パッケージでの仕掛け(豆本、めいろ)なども含め、様々な側面での楽しみを付与しています。

仕掛けについては、カルトンを折りたたまないと遊べない仕様になっており、“カルトンを畳む”という行為を習慣化させることも、狙いの一つです。
今回のパッケージ変更は、意表を突いた仕掛けになっていますので、最後まで気づかない方も多いと思っています。

こちらの記事を読んでいただいた読者の皆さまには、何かの縁ですので、ぜひともお近くのアイス売り場で『うますぎソフト』を探して、違いを確認してみてくださいね」

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