コロナ禍が火付け役となったキャンプブームは、今やブームを超えて一般的なレジャーとして定着しつつあります。しかし、いくら楽しいキャンプでも毎回同じことの繰り返しでは飽きてしまうものですよね。
キャンプのマンネリ化を打破するために1番シンプルでおすすめの方法は、これまでに食べたことがない個性派キャンプ飯を取り入れることです。
中でも今回はSNSでも話題になった、韓国のトレンドグルメのレシピを3種類(マンドゥ・ソルロンタン・ロゼトッポギ)ご紹介します。
キャンプ飯のバリエーションを広げたい方必見!
もっちりジューシー!韓国スタイルの絶品餃子。『マンドゥ』
マンドゥとは小麦粉で作った皮にお肉や野菜、春雨等が入った餡を包み、蒸したり揚げたりして食べる日本でいう餃子に近い料理のこと。
コロンとした丸い帽子型で食べやすく、身近な材料で簡単に仕上げることができます。
~マンドゥの作り方(20個分)~
<材料A>
・餃子の皮 20枚
・豚ミンチ 100g
・もやし、長ねぎ 各50g
・春雨 20g
・ごま油 適量
<材料B(肉ダネ用の調味料)>
・醤油 小さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・料理酒 大さじ1
・ごま油 小さじ2
・おろしにんにく、おろし生姜 各小さじ1/2
・塩胡椒 適量
<材料C(タレ用の調味料)>
・醤油、酢 各大さじ1
・ごま油、ラー油 各小さじ1
<作り方>
(1)長ねぎ、もやしはみじん切りにします。
(2)鍋にお湯を沸かし、春雨をパッケージの表記時間通り茹でたら1cm幅に切ります。
(3)材料Cを混ぜ合わせ、タレを作っておきます。
(4)ジップ付きのビニール袋に豚ミンチ・1と2の具材・材料Bを加え、粘り気が出るまで外側からよく捏ねます。
(5)餃子の皮に4の肉ダネを乗せ、フチに水をつけて半分に折りたたみます。
(6)5の餃子の皮の片端に水をつけて、両端に合わせるようにして形を整えます。
(7)フライパンに6を並べ入れたら底から1cm程度のお湯を注ぎ入れ、蓋をして3~4分間加熱します。
(8)水分が飛んできたらごま油を回し入れ、表面に焼き色がついたら火から下ろします。
(9)マンドゥをお皿に盛り付けたら完成です。3のタレをつけながらお召し上がり下さい。
餡用の具材には、粗みじん切りのキムチを加えるのもおすすめです。
シンプルだけど癖になる美味しさ。『ソルロンタン』
ソルロンタンは牛骨と肉をじっくり煮込んだ乳白色のスープで、マンドゥと同様に韓国料理の中でも辛くないメニューです。
お好みで白ご飯や麺を入れてお召し上がり下さい。
~ソルロンタンの作り方(2人前)~
<材料>
・牛こま肉 200g
・大根 150g
・青ねぎ 1本
・にんにく 3片
・水 2カップ
・牛乳 100ml
・牛スープの素 小さじ1
・ごま油 小さじ2
・塩 適量
<作り方>
(1)牛こま肉は食べやすい大きさに切り、にんにくは包丁の腹で潰しておきます。
(2)大根はいちょう切りに、青ねぎは小口切りにしておきます。
(3)鍋にごま油を熱し、牛こま肉を加えて炒めます。
(4)お肉にほんのり焼き色がついたら水を注ぎ入れ、大根・にんにくを加えます。
(5)大根が柔らかくなるまで10分程度煮込んだら、アクを取り除いて牛乳を注ぎ入れます。
(6)ふつふつとしてきたら牛スープの素と塩で味を整え、小口切りの青ねぎを散らして完成です。
にんにくはたっぷり加えるのがポイント。
濃厚クリーミーな進化版トッポギ。『ロゼトッポギ』
こってりした味わいが好きな方にはロゼトッポギがおすすめ!
ロゼトッポギはトマトクリームソースで煮込んだ洋風トッポギのことで、国内でも注目のグルメとしてロゼトッポギを提供している韓国料理店が増えています。
~ロゼトッポギの作り方(2人前)~
<材料>
・トッポギ 100g
・ウインナー 4本
・ベーコン 2枚
・玉ねぎ 1/2個
・にんにく 1片
・トマト缶 1/2缶
・生クリーム 200ml
・水 100ml
・サラダ油 小さじ2
・コチュジャン 大さじ1
・鶏がらスープの素、砂糖 各小さじ2
・カレー粉、粉唐辛子 各大さじ1
・塩 少々
<作り方>
(1)ウインナーは表面に切り込みを入れ、ベーコンは1cm幅に切ります。
(2)玉ねぎとにんにくは薄切りにします。
(3)フライパンにサラダ油を熱し、2のにんにくを炒めていきます。
(4)にんにくの香りが立ってきたら1と2の玉ねぎを加えます。
(5)玉ねぎがしんなりするまで炒めたらトマト缶・生クリーム・水を加えます。
(6)ふつふつとしてきたらコチュジャン・鶏がらスープの素・砂糖・カレー粉・粉唐辛子を加えます。
(7)トマトを潰しながら煮込み、塩で味を整えたらトッポギを加えます。
(8)トッポギが柔らかくなるまで煮込んだら完成です。
ほんのり辛くて後を引く美味しさ♪
カレーやBBQなどの定番キャンプ飯も良いですが、いつもと違ったテイストの料理を取り入れることで、キャンプ仲間や家族との会話がより一層盛り上がることでしょう。
キャンプのマンネリ化対策の1つとして、是非参考にしてみて下さいね。
大自然に囲まれながら、絶品韓国料理に舌つづみ★