仕事中のイライラがついつい態度に出てしまう…みなさんは、そんなことはありませんか。全国の10～60代の男女500人（女性319人／男性181人）に聞いたところ、約8割の人が「仕事中にイライラが態度に出てしまうことがある」と回答しました。また、イライラを態度に出さないための方法は「休憩をはさむ」が最も多くなりました。
株式会社ビズヒッツ（三重県鈴鹿市）が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア『Biz Hits』が、「仕事中のイライラに関する意識調査」と題して2023年7月～8月の期間にインターネットで実施した調査です。
調査によると、77.2％の人が「仕事中にイライラが態度に出てしまうことがある」（よくある：12.4％・たまにある：64.8％）と回答。
さらに、「仕事中にイライラが態度に出てしまう瞬間」を複数回答で教えてもらったところ、1位は「上司・同僚・部下への不満がある」（170人）でした。次いで、2位「仕事が予定通り進まない」（110人）、3位「忙しすぎて余裕がない」（82人）、4位「仕事を邪魔される」（40人）と続き、職場での人間関係に関する回答が上位となりました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位：上司・同僚・部下への不満がある】
▽相チーム作業で、同じ作業をする人のミスが多いとき（29歳女性）
▽自分は忙しいのに、他の人が遊んでいるとき（35歳男性）
▽上司の仕事の進め方があまりにも下手なとき（40歳男性）
【2位：仕事が予定通り進まない】
▽予定にない仕事や来客で手が止まるとき（24歳女性）
▽自分の想定したペースで仕事が進まないとき（47歳男性）
▽上司に無茶な仕事を振られたとき（36歳男性）
【3位：忙しすぎて余裕がない】
▽複数の仕事を頼まれたとき（61歳男性）
▽同日締切の仕事がたくさん重なって、時間的余裕がないとき（29歳女性）
▽仕事がたくさんあるにも関わらず、また新しい仕事が振られてしまったとき（32歳女性）
【4位：仕事を邪魔される】
▽忙しい時に意味のない質問をされたとき（27歳男性）
▽仕事に集中したいのに、隣席の人がしつこく話しかけてくるとき（36歳女性）
▽神経を集中させて急ぎの仕事をしているのに、他の人から雑談などで話しかけられるとき（49歳女性）
◇ ◇
多くの人が仕事中にイライラしていることが分かりました。では、イライラを態度に出さないためにどのようなことをしているのでしょうか。
この質問に複数回答で答えてもらったところ、ダントツの1位は「休憩をはさむ」（183人）でした。以下、2位「深呼吸する」（73人）、3位「ひと呼吸置いて冷静になる」（39人）4位「別のことを考える」（27人）と続き、気持ちを落ち着かせる工夫が多くランクインする結果となりました。回答者からのコメントは以下の通りです。
【1位：休憩をはさむ】
▽外の空気を吸いにいく（25歳男性）
▽ガムをかんだりお茶を飲んだり、一瞬でも休憩時間を取る（48歳女性）
▽イラっとしたら少し社内を散歩する。トイレに行って手を洗って気分転換する（31歳女性）
【2位：深呼吸する】
▽イライラしないために、深呼吸する（26歳男性）
▽深呼吸してから発言するようにしている（37歳女性）
▽大きく深呼吸をする（51歳女性）
【3位：ひと呼吸置いて冷静になる】
▽一旦返事を寝かせる（29歳女性）
▽発言する前に一呼吸して考えてから発言する（33歳女性）
▽何か発言するときに、間を置く（50歳男性）
【4位：別のことを考える】
▽推しについて考える（26歳女性）
▽心の中で子どもの笑顔を思い浮かべる（41歳女性）
▽楽しみにしている今後の予定について考える（54歳男性）
