【漫画】グミ食べる3歳息子「おいしいから楽しくなるんだよ」悲しい感情をコントロール!?「そのメンタル見習わなくては…」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「日々のつぶやき
明るい子?
君の努力の賜物だったのか」

パパ頭さん(@nonnyakonyako)が「X」(旧Twitter)に投稿した日常漫画が話題です。

パパ頭さんには、6歳のににちゃん、3歳のととちゃん、2人のお子さんがいます。今回投稿された漫画は、次男のととちゃんにまつわるお話。

いつも機嫌が良いというととちゃん。嫌なことがあっても切り替えが早く、暗い感情を引きずりません。

そんなととちゃんを見て、「明るい子だな~」と思っていたパパ頭さん。しかし、最近あることに気づいたといいます。

先日、ととちゃんがグミを食べているのを見かけたパパ頭さん。聞くと、お兄ちゃんであるににちゃんにウノで負けてしまったといいます。

「まけたのかなしい。けど…グミたべるとおいしいから、たのしくなるんだよ」

この言葉に、パパ頭さんはハッと気づきました。

ととちゃんは嫌なことがあった時、悲しいという感情を認識して、自分で自分の機嫌を取るようにしていたのです。つまり、単に『明るい子』なのではなく、『明るくいるために努力できる子』なのでした。

感情のコントロールは大人でも難しい課題。ついイライラを表に出してしまったり、怒りを人にぶつけてしまう人も少なくありません。それに対して、3歳にして自分の感情のコントロールができるととちゃん。パパ頭さんの「X」のリプ欄にも、驚きと称賛の声が殺到しています。

「この幼さでアンガーマネジメント完璧だと…!?」
「大人でも出来ない人いるのにすごいなぁ……」
「そのメンタル見習わなくては…」
「小さいのに凄すぎる!!見習いたい」
「なんと子供に学ぶ時が来るとは…」

また、「観察し、会話の中で気付かれたパパ頭さんが素晴らしいです」と、パパ頭さんを称える声もありました。

パパ頭さんに聞きました。

――ととちゃんは普段どんなお子さんですか?

パパ頭さん:感情表現が豊かで喜怒哀楽をはっきりと示す賑やかな子です。ににと会話しているおかげか言葉が上手で、考えていることをよく伝えてくれます。家族の前では明るいですが、内と外とを分けるところがあり、幼稚園など外部では周囲を観察して様子をうかがう繊細さも併せ持っているようです。

――大人でも難しい「自分でご機嫌を取る」ことがすでにできているととちゃんですが、このような性格に育ったのには、どのような背景があると思われますか?

パパ頭さん:もって生まれた本人の特性も大きいとは思いますが、もしかしたら長男のににの影響があるかもしれません。にには比較的良くととの話を聞いてくれるタイプであり、ととが怒ったり悲しんだりする度に、オモチャを持ってきてくれたり絵本を読み聞かせてくれたり等、色々と手を尽くしてきてくれました。そんな風にしてもらっているうちに、自分がネガティブな感情を抱えている時、どうしたらそれを解消できるのか、その方法を学んできたのではないかと思います。

――そんなととちゃんのお姿を見ていて、私たち大人もこうすべきでは、と感じられたことはありますか?

パパ頭さん:「べき」というようなことはありませんが、湧き上がる感情のままに行為に出るのではなく、一度自分の感情を冷静に受け止めた上で、もしもそれがネガティブなものであった場合は、周囲に悪影響を与えることなく解消する手段を、意識的に複数もっておくことは有効であるように感じました。

――パパ頭さんご自身も工夫されていることはありますか?

パパ頭さん:私自身も最近、ととを見習って冷蔵庫に小さなチョコを用意するようになりました。育児中はついイラッとしてしまうこともあるのですが、そういう時は一度チョコを口にいれて、クールダウンする時間を持つようにしています。太らないように注意が必要ですが、一度落ち着く間をつくるのは悪くない気がしています。

  ◇  ◇

「X」にて子育て漫画を多数公開されているパパ頭さんですが、『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』という書籍も刊行されています。育休の経験と、それによって得られた家族に対する気づきが描かれています。

■パパ頭さんの「X」(旧Twitter)はこちら
 →https://twitter.com/nonnyakonyako

■書籍『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』はこちら
 →https://www.amazon.co.jp/dp/4046059672

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