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「ひとりっ子の娘に妹を」と兄妹猫を家族に 家族の会話が増え「娘もしっかり者のお姉ちゃんに」

渡辺 陽 渡辺 陽

ゴミ屋敷にいた子猫の兄妹

レオくん(1歳2ヶ月・オス)とイロハちゃん(1歳2ヶ月・メス)は、2022年7月に多頭飼育崩壊していたゴミ屋敷から保護された。生後1ヶ月くらいだった。保護団体のスタッフによると、子猫は3匹いたが、生き残っていたのはレオくんとイロハちゃんの兄妹猫だけで、2匹とも大量のノミに覆われていた。特に、レオくんは貧血気味で風邪もひいており、両目は塞がり衰弱していたそうだ。

福岡県在住のKさんは、子どもが1人っ子なので、猫を飼って兄妹のような存在を作ってあげたいと思っていた。2022年10月、譲渡会に参加してレオくん、イロハちゃんに出会ったという。

「レオのブルーの瞳とイロハのクリクリした目に一目惚れしました」

猫を迎えて娘が成長

保護団体のスタッフに家に連れてきてもらうと、2匹ともすぐにトイレをした。

「それは珍しいことらしいです。そのあと娘が猫じゃらしで遊んであげると、一生懸命追いかけて、疲れて寝てしまいました。初日から可愛さ全開でした。いつも2匹一緒に行動していました」

レオくんという名前は夫がつけた。呼びやすくカッコいい名前にしたかったそうだ。イロハちゃんは娘さんが命名。どちらも字画が良かったことも決め手になったという。

レオくんは甘えん坊で膝の上によく乗ってくる。イロハちゃんは、朝、寝ている家族の胸の上に座っていることがあり、Kさんは重たくて起きてしまうこともしばしば。イロハちゃんは、遊びたい時おやつが欲しい時は必ず鳴いて、おしゃべりして知らせてくれる。
「イロハは、家族が料理をしている時はいつもカウンターに座って監視しています。爆睡している時は何をしても起きません(笑)」

2匹を迎えて家族の会話が増えたような気がするというKさん。2匹を迎えて一番変わったのは娘さんだった。

「娘がよくお世話を頑張ってくれていて、お姉ちゃんになったような気がします。レオとイロハを迎えて良かったと思います」

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