『長崎バイオパーク』のおもしろパネルの謎…「立ち止まって読んでもらいたいから」
ーー面白いと話題の「パネル」の写真と解説文はどなたが担当されているのですか?
「各動物の担当の飼育員や、イラストは絵が得意な飼育員が代わりに作成しています」
ーー解説文や写真のこだわりポイントはありますか?
「キャプション(看板)は読んで頂かないと意味がないので、来園者の方に立ち止まってもらえるように、絵や写真、文言を意識して作成しています」
ーーとくにおすすめのパネルは?
「3種の違いを表したフラミンゴです。こちらは以前もネットで話題になりました」
ーー他にも、園内の見どころや、おすすめの動物を教えてください。
「当園内には、展示場にいる動物だけではなく、展示場から脱走した動物や、自然界に生きる野生生物などもたくさんいますので、展示動物たちがいない空間もじっくり探してみてください。現在は春から続くベビーラッシュの時期で、クロキツネザル、アメリカビーバー、ベニコンゴウインコ、シマスカンクなどの赤ちゃんを見るのがおすすめです」
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さまざまな動植物を身近に感じられる『長崎バイオパーク』さんでは、植物の展示も充実。おこめつぶ(ぷく)さんも、園内にある「フラワードーム」の蘭(ラン)を見るのが楽しみなのだそうです。
「蘭の多くは暑さに弱いので、展示が充実するのは冬以降になります。動物たちについては、現在のところ新たに動物が増える予定はありませんが、展示場を拡張したり、いろんな環境を提供できるよう、工事などを行なっております。環境が変わることで、今いる動物たちの本能による新たな行動が見られるかもしれません」(『長崎バイオパーク』広報SNS担当者さん)
展示動物たちの元気な様子が楽しめる『長崎バイオパーク』さんの公式YouTubeチャンネルも大人気です。ユーモアのセンス抜群な飼育員の方々が、それぞれの担当動物たちの魅力を楽しく紹介する様子は必見です。