【漫画】「優しさだけが溢れてる」困っているインド人を助けた話に感動 「異国からの青年に幸あれ」「貴方のような生き方をしたい」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「インド人を助けた話の漫画」

リーチャ隊長さん(@rietzscha)が「X」(旧Twitter)に公開した漫画に、多くの感動の声が寄せられました。

「アナタ保険屋さんデスカ?」

駐車場で青年に突然声をかけられました。保険屋ではなかったリーチャ隊長さんは一瞬驚きますが、話を聞いてみると、相手は20歳で日本に留学中のインド人とのこと。仕事の面接に来たものの、車がブロックの上に乗り上げてしまい、動かなくなってしまったといいます。

異国で大変だろう――と思ったリーチャ隊長さんは、彼を手伝ってあげることに。

「完全に乗り上げてたというよりは引っかかってた感じで、前輪の片輪が浮いていました」と、状況を振り返るリーチャ隊長さん。ジャッキアップすれば解決できそうでした。

作業をしながら、青年とさまざまな会話をしたリーチャ隊長さん。

リーチャ隊長さんによると、青年の日本語力はかなりもので、会話が全部日本語でも問題ないくらいのレベルだったそうです。しかしそれでも、仕事が簡単には決まらなかったり、「みんななかなか助けてくれない…」と漏らすなど、やはり遠い異国の地で暮らすのは大変な様子。

「みんな忙しいのさ!俺ぁヒマだからよ!」

そのように青年に言いながら、リーチャ隊長さんは作業を進めます。しかし、やはり暑い中の作業は大変だったようで…。

「午前中だったんですけど作業的には11時から12時くらいですかね~。30度くらいあったんじゃないですか!?」(リーチャ隊長さん)

過酷な状況のなか作業を進め、そして何とか車を脱出させることに成功しました。

「ホントありがとう!」

青年は喜び、お礼に飲み物をご馳走してくれるといいます。汗だくになっていたリーチャ隊長さん、「マジ!?超欲しい!!」とお言葉に甘えることにしました。

その後も、飲み物を飲みながら、青年としばらくお話をしました。リーチャ隊長さんはその時の青年の印象についてこのように語ります。

「若者って感じで優しい男でした!マジでえらいっす!握手とかしてもらいました。ユーモアもあって、ボクとしてはただただ面白い人に出会えて最高〜って感じでした」

とてもいい人だったようですね。しかし、飲み物だけでなく、なぜか自分の靴もあげると言われた時には、さすがに「仕事決まったらそこで使え!頑張ってな!」と遠慮しつつも激励したそうです。

人助けという形で、国籍を超えた人との関わりを描いた漫画。リーチャ隊長さんの優しさもさることながら、助けられたインド人の青年の純真な人柄も微笑ましい。リプ欄にも、二人に対する感動の声が寄せられました。

「これはいい人の鑑 やさしくありたいと思いました」
「優しさだけが溢れててとてもよい...」
「あなたの善意と善行に相応しい幸運が訪れますように」
「異国からの青年に幸あれ(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)」
「この暑い中でのジャッキアップは大変だったと思います。きっと優しさが伝わっていると思います」
「貴方のような生き方をしたい」
「『みんな忙しいのさ!』の返答にこの作者さんの優しさが全開で伝わってくる」
「インド人の子に仕事が見つかりますように そして、優しい主さんにも幸あれ」

  ◇  ◇

「情けは人のためならず」の言葉のとおり、真の優しさから行動することは、その相手だけでなく自分自身にも幸せをもらたしてくれるのかもしれませんね。

このような、リアルでの出来事を漫画にされたリーチャ隊長さんですが、普段は“バーチャル探検家”として活動。「VRChat」などのバーチャルSNSに行き、仮想空間での体験談を漫画にしているそうです。

「ボクがそもそも他人のために動けているのは、VR空間で出会った多くの優しい人々のおかげです。そんな面白い世界をバーチャル・リアル両面から皆様にお伝えし、人生の良き選択肢になれるよう、これからも漫画を描きます。チヤホヤして下さい!」(リーチャ隊長さん)

■リーチャ隊長さんの「X」(旧Twitterはこちら)
 →https://twitter.com/rietzscha

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