TOEIC700点以上の旧帝大卒者でも…「自信を持ってビジネス英語を話せる」人は10人に1人

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんは、仕事において英語を話す機会はありますか。TOEICの点数が700点以上の旧帝大卒業者のうち、「自信を持ってビジネス英語を話せる」と回答したのは、10人に1人に留まっていたことが分かりました。

株式会社レアジョブ(東京都渋谷区)が、2023年4月にインターネットで実施した「英語学習」に関する調査で、全国の20~50代の社会人男女400人が回答しました。

調査によると、約8割の人が「インプット主体型」で英語を学習していることが明らかになりました。さらに、生涯英語学習時間3170時間のうち、実際に「ネイティブスピーカーと話して英語を学んだ時間」はわずか30時間(0.95%)となり、「アウトプット学習」が顕著に不足していることも分かりました。

また、「英会話能力」については、旧帝国大学(東京大学・京都大学・東北大学・九州大学・北海道大学・大阪大学・名古屋大学)卒業者(100人)のうち、「自信を持ってビジネス英語を話せる」と答えた人は約10人に1人(11%)に留まることが分かりました。

なお、会話主体の英語学習経験が「50時間未満」(200人)の場合、「ビジネス英語習得率」は23.5%だったのに対し、「50時間以上」(200人)では48.5%と、2倍以上の差が生じることが明らかになりました。

次に、リスキングによる賃金向上経験者(193人)の「平均向上額(1カ月)」を調査したところ、1位「英語学習」(5万2045円)、2位「デジタルマーケティング」(1万7014円)、3位「AI・機械学習関連」(1万7008円)と、英語学習とその他のスキルでは年間40万円以上の差がつく結果となりました。

また、年収1000万円以上の社会人(57人)のうち、78.9%がビジネス英語取得のために「会話主体型の英語学習を重視している」と回答していることから、賃金との相関もうかがえたそうです。

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【出典】
▽レアジョブ調べ

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