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就活生に聞いた「産業医のイメージ」 認知度は低めも…8割超が「産業医のいる企業で働きたい」と回答

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

株式会社セイルズ(愛知県名古屋市)は、2023年6月に全国の就活生男女1001人を対象とした「産業医のイメージ」に関する調査をインターネットで実施しました。

「産業医」とは、事業場において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導・助言を行う医師をいいます。産業医学の実践者として産業保健の理念や労働衛生に関する専門的知識に精通し労働者の健康障害を予防するのみならず、心身の健康を保持増進することを目指した活動を遂行する任務があります。

まず、「産業医の認知度」について調査をしたところ、62.7%の人が「知らない」(聞いたことはあるがよく知らない:32.5%・まったく知らない:30.2%)と回答。「知っている」と回答した人は4割弱となりました。

さらに、「産業医は企業にとって重要な存在であると思いますか」と聞いたところ、80.5%の人が「重要な存在だと思う」(とてもそう思う:31.9%・ある程度はそう思う:48.6%)と回答。その理由として回答者からは、「安心して働くことができそう」(20代男性)、「労働によって健康が害されないためには管理する人間が必要」(20代女性)、「労働者の健康維持は企業の責任」(20代女性)といった意見が寄せられています。

産業医は企業にとって重要な存在であると思う就活生が多いことを受けて、「産業医のいる企業で働きたいと思いますか」と聞いたところ、83.9%の人が「働きたいと思う」(とてもそう思う:31.6%・ある程度はそう思う:52.3%)と答えています。

では、「産業医のいる企業に入社した場合、期待すること」にはどのようなことがあるのでしょうか。複数回答可で答えてもらったところ、「快適な労働環境」(48.8%)、「メンタルに関する相談」(43.6%)、「身体の健康に関する相談」(36.7%)といった回答が上位に並び、産業医は快適な労働環境の整備に影響すると考えていることがうかがえました。

回答者からは、「働く上で心身の健康が1番大切だから」(20代女性)、「企業に医師がいることの安心感があるため」(20代女性)などの意見が寄せられています。

産業医がいる企業は労働環境に良い影響を与えると考える就活生が多いことが分かりました。そこで、「産業医がいることで、企業のイメージは良くなると思いますか」と聞いたところ、84.0%の人が「イメージは良くなると思う」(とてもそう思う:28.4%・ある程度はそう思う:55.6%)と回答。

さらに、85.2%の人が「産業医のいる企業は、いない企業に比べて安心して働くことができそうだと思う」(とてもそう思う:36.9%・ある程度はそう思う:48.3%)と回答し、産業医のいる企業で働きたいと考える就活生が8割を超えていたことからも、産業医の有無は、採用現場にも大きな影響をもたらすことがうかがえたそうです。

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