赤ちゃんのギャン泣き。どうしても泣き止んでくれなくて困っている人も少なくないでしょう。厚生労働省によると、生後1〜2カ月の時に「泣きのピーク」があるそうで、その後は次第に収まっていくそうです。
泣いている時は理由がある時もあるので、ミルクをあげる、オムツを変える、抱っこするなどしてみるのもいいのですが、こんな意表を突く“新兵器”を試してみるのはいかがでしょうか。
中野69さん(@maximum_the_69c)は、
「これはガチの検証結果出てますんでね」とツイッターに動画を投稿しました。スマホから流れるエンジン音を聴かせると、あら不思議! ギャン泣きしていた赤ちゃんが泣き止んだのです。
リプ欄には、
「よし!騒音規制を無くそう!世の中の赤さんを寝かせたい!!」
「まじか…!友達の子で試してみよ…」
「すご!!!ほんなら赤ちゃん産んでくるわ」
などたくさんの反響があり、「いいね」は5.5万件にもなりました。
なぜ赤ちゃんは泣き止んだのでしょうか。中野69さんにお話を聞きました。
ーー赤ちゃんは生後何カ月ですか。
「これは3年前の下の子の動画ですが、当時、生後1週間です」
ーーギャン泣きには困りましたか。
「新生児の頃はミルクを飲んだ後、とにかく寝て欲しいのです。でないと、こちらも休めないので。ギャン泣き夜泣きには困り果てました。ミルクは3時間ごととかですが、飲み始めからカウントするので、飲むのに1時間とかかかると残り2時間…スッと寝てくれないと寝かせている間に次のミルクの時間が来てしまって全く休めず、以下ループ…のような事態になります」
ーー何をしても泣き止みませんでしたか。
「もちろん、いつも泣いているわけではありませんが、何をしても泣き止まない時もありました。何が気に入らなくて泣いているのかこちらも全くわからないので、様々なことを試して泣き止ませようとしました」
ーーで、エンジン音を聴かせてみたのですね。
「投稿にもつけていますが、ホンダの公式サイトに『エンジン音を聴かせると泣き止む』と書いてあったのです。エンジン音が鳴る赤い車のぬいぐるみがあったので欲しかったのですが、当時は非売品でした」
ーー上のお子さんには、エンジン音ではなくハードロックを聴かせたのですか。
「エンジン音の効果は個人差が大きいと思いますし、その時々や月齢によっても違うと思います。動画の時はたまたま一瞬で寝ましたが、徐々に落ち着く事もありますし、効かない時もありました。私は車、主にチューニングカーが好きで、ホンダの自然吸気VTECエンジンが大好きなのでYouTube等で音を探して聴かせてましたが、上の子には車の音はあまり効きませんでしたね。上の子は主にハードロックを聴かせたら寝てくれました」
さて、非売品だった赤い車のぬいぐるみ。実はホンダとタカラトミーアーツがコラボして商品化したそうです。発売予定日は2023年10月28日(土)。希望小売価格は8250円(税込)です。
ホンダはモビリティカンパニーなので、車で移動する楽しさや喜びを味わってほしいとさまざまな商品開発や情報提供をしていますが、そこで発見したのが「赤ちゃんが泣き止むエンジン音」でした。30車種試して音を厳選したそうです。赤ちゃん向けのぬいぐるみを作る技術は、タカラトミーアーツが提供。舐めても大丈夫な布を使ったり、音量やスピーカーの構造を考えたり、赤ちゃん向けおもちゃの安全基準を満たしているんだとか。対象年齢は0歳以上。
ギャン泣きにお困りの方、これから赤ちゃんが生まれるという方は、ぜひ試してみてください。
予約受付は、「タカラトミーモールほかにて2023年6月30日(金)から開始予定です。