「この世の終わりみたいな顔」で飼い主を見送る柴犬が切ない 「胸が痛くなる」「仕事に行けない~」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

――帰宅した時のふたりは。

「帰宅したら階段を猛ダッシュで降りてきて笑顔で迎えてくれます! その時は先住犬であるハルから抱きしめて、その後すずを抱きしめて、俗に言う犬吸いをしています(笑)」

――ハルちゃん、普段はどんなワンちゃん?

「ハルの性格は穏やかで優しくて、心の支えです。チーズやささみが大好き。日本語をよく理解しているので、動物病院、シャンプー、注射、お留守番、などが聞こえると隠れてしまいます。逆に、旅行、おでかけ、車に乗る、など出掛けるワードが聞こえると尻尾を振りながら近づいてきます。言葉を本当によく理解しています」

――お留守番の時に”心の支え”でもあるすずちゃんとハルちゃんとの関係は。

「熊本の震災後に阿蘇の山の中をさまよっていたところを保健所に保護されたのがすずです。殺処分が近かったところを保護団体の方が保健所から引き出して、ネットにアップされていたのをたまたま見て。ちょうど2匹目をおうちにお迎えしようとしていたところだったのですぐ会いに行きました。ハルも保護施設に連れて行き対面させ、仲良くできそうな気がしたのでその日のうち自宅に連れて帰りました。

それからハルは24時間体制で本当の母親のようにすずを育て、すずもハルに甘えまくって、大きく成長しました。今も本当に仲が良く運命だったなと思います!」

「この世の終わり」のような顔をしてママさんを毎朝見送るというハルちゃん。でも、仲良しのすずちゃんといつも一緒だから頑張ってお留守番ができるようですね。

「柴犬ハル&雑種すず」さんのInstagramアカウント(@haruharu040777)

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