「宇宙にいるうしは?」「月が地球からはなれていかないのは?」分かりやすいクイズと思いきや…えっ?大学生の作ったなぞなぞの「落差」に爆笑

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「この落差よ」

毎年、北海道大学の学部生やサークル団体・留学生などが中心となり開催される北大祭。2023年は6月2日~5日にかけて行われましたが、同大学の理学部化学科に在籍するまみずさん(@Luna_Noche700)が、その一部についてTwitterで紹介しました。

まみずさんが公開したのは、同学部の学生たちが企画した「理学祭」より、地球惑星科学展の展示。

「うしはうしでも宇宙にいるうしはなあに?」

と手書きで書かれたなぞなぞ。ポップな牛のイラストも添えられていて、親しみやすそうな内容です。

その答えは、「宇宙飛行士(うちゅうひこ“うし”)」。なるほど!なかなか面白い解答です。一般の方や子どもにも配慮したレベルでもありますね。さらに先に進んでいくと、今度はこんなクイズが。

「月が地球からはなれていかないのはな~んで?」

これもなかなか興味深い質問です。答えは何でしょうか?めくってみると…。

な ん だ こ れ ・ ・ ・。

「ヒル圏内にあるから!」と、突然専門用語が飛び出します。以下、“ヒル圏”とは何かについての解説と、それを示す難しい数式がズラリ。一般の人が見たら腰を抜かしそうな内容です。子どもに理解できるレベルとも到底思えません(笑)。

しかし、子どもにも親しみやすいなぞなぞの様相から、突然専門知識をぶち込んでくるこの落差には爆笑ものです。まみずさんのツイートにも驚きの声が続出しました。

「これ爆笑した」
「子供が泣き出すレベル」
「これ脳内宇宙になるだろ...」
「しっかり柔らかい文章で書いてるの悪あがき過ぎて好き」
「もう式が出てきたところからなんも分からん 何言っとるんこれ」
「1+1はな〜んだ!!と、言って、証明問題に持ってくレベル感…」

この他にも、理学祭では学生たちが中心となり、さまざまな実験や展示などの催しが行われていました。まみずさんによると、会場にいた参加者たちは、それらを興味深そうに見ていたとのこと。

まみずさん自身も出展をされていたのでしょうか?聞いてみたところ、「僕は3年生なのですが、化学展は2年生の方々が主催していたので」と、今回は企画側ではなかった模様。ですが、参加者としては楽しまれたそうで、「(化学展では)BZ反応という反応の展示や、BTB・アントシアニンなどのpH指示薬の色彩変化、が面白かったです」と話してくれました。

  ◇  ◇

現在、物理化学・有機化学・無機化学・生化学などの専門科目を勉強されているというまみずさん。「将来は、生化学や有機化学などの生体に関わる研究がしたい」とのことです。

そんなまみずさんも所属する北大にて毎年開催されている理学祭。「来年もよろしくお願いします(化学展にも来てね♡)」と、まみずさんはTwitterで呼びかけていました。

■まみずさんのTwitterはこちら
 →https://twitter.com/Luna_Noche700

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