みなさんは、どのくらい「カフェ」を利用していますか。全国の男女1017人(都心在住502人/地方在住515人)に「カフェ利用」に関する実態調査を実施したところ、利用時の滞在時間は「30分~1時間程度」が最多となりました。また、“行きたい”と思うカフェの特徴については「座席が広くゆったりとくつろげる」が最も多かったそうです。
株式会社YAY(東京都葛飾区)が、2023年4月にインターネットで実施した調査です。
調査によると、「カフェを利用する頻度」については、「たまに利用する程度」(46.4%)が最多となったものの、「利用しない・ほとんど利用しない」(32.6%)という人も3割を超えていました。
さらに、「滞在時間」については、「30分~1時間程度」(40.0%)、「1~2時間程度」(30.2%)、「2~3時間程度」(14.6%)、「30分以下」(11.3%)といった回答が上位に並びました。
また、「カフェの利用目的」を複数回答可で答えてもらったところ、都心在住、地方在住のどちらの人も「休憩・リフレッシュ目的」(都心在住:68.8%・地方在住:63.8%)、「飲食目的」(都心在住:56.7%・地方在住:56.9%)が上位を占めたほか、都心在住の人は「待ち合わせなど時間つぶし目的」(31.2%)、地方在住の人では「友人知人などとの会話目的」(33.1%)なども挙げられています。
続いて、「カフェ利用の際、個人経営のカフェ利用とチェーン店のカフェ利用とどちらが多いですか」と聞いたところ、都心在住の人は85.2%、地方在住の人では70.3%が「チェーン店のカフェ利用」と回答しました。
また、「行きたいと思うカフェ」を3つまで選んでもらったところ、「座席が広くゆったりとくつろげる」(都心在住:46.8%・地方在住:35.0%)が最多となったほか、「他の店にはないドリンク・フードメニューがある」(都心在住:33.5%・地方在住:30.5%)、「店内が静かで落ち着ける雰囲気」(都心在住:32.7%・地方在住:32.8%)などが上位に挙げられています。
一方、「あまり利用したくないと感じたカフェの特徴」について複数回答可で答えてもらったところ、都心在住の人では「店内の清潔感がない」(52.3%)が最多となったのに対して、地方在住の人では「従業員の接客態度があまり良くない」(48.4%)が最多となりました。
なお、「店内の清潔感」についてみると、地方在住の人は41.6%と、都心在住の人と比べて10pt以上の差があることから、地方よりも都心のほうがカフェの清潔感を重視する傾向がある様子がうかがえました。
最後に、「カフェに併設していると嬉しいもの」を複数回答可で教えてもらったところ、「本屋」(47.3%)、「雑貨屋」(32.4%)、「ギャラリー」(14.4%)といった回答が上位に並びました。