5人家族で家賃5万2千円…昭和の「団地暮らし」に再脚光 おしゃれな生活、SNSでも人気に

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 昭和時代に建てられた築年数の古い団地やマンションが再び脚光を浴びています。

 敬遠されそうな「古くて狭い」。実際に住む人たちにとっては長所だそうで、家賃がおさえられる、新築にはない温かみがある、家族に目が行き届く、コンパクトで掃除がラクなど、全てメリットに変えています。センスのいい暮らしぶりはSNSなどを中心に公開され、インスタグラムでは「#団地暮らし」の投稿が15万件を超えるほどです。

 そんなおしゃれな部屋を集めた1冊「団地・古いマンションの素敵な暮らしとインテリア」が5月29日、宝島社から発売されます。税込み1089円。

 巻頭では古い物件に暮らす7人が登場。「5人家族で家賃はたったの5万2千円」「2LDKに5人家族でも子ども部屋を確保」「都内、家賃5万円以下で41平米の2DKに一人暮らし」など、思わずのぞいてみたくなる実例が並びます。広さがない分、物を厳選し、お気に入りだけに囲まれた暮らしは参考になりそうです。

 「団地・古いマンションでセンスよく素敵に暮らしている人の空間づくりのコツや、間取り、築年数、面積、家族構成、家賃まで具体的に紹介。家の広さや新しさ、さらには高いコストも不要で、誰もがまねできる新しい暮らし方のヒントが見つかる一冊となっています」(同社)

 本書の中から、「古い・狭い」を変身させる空間づくりのコツを紹介します。

・お気に入りのグリーンやアート、インテリアを取り入れて気分があがる住まいへ。
・扉、ふすまは外せるだけ外して広々とした開放的な部屋へ変身。
・間取りは気にせず、自由に切り取る。部屋をまたいで家具を配置することも。
・和室にもソファやダイニングテーブルなど洋風の家具を置いてOK。
・照明をペンダントライトに替えるだけで、一気に素敵な空間に格上げ。
・ニトリや無印のグッズを使えば、難しそうな押し入れもデッドスペースなしで活用。

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