「お兄ちゃんにもらったいぬ乾燥機 もう抵抗するかと思いきや 冷風ならばOKだって」
こんなつぶやきとともに、1枚の写真をツイッターに投稿した「黒柴パルム」さん(@kuroshibaPalm)。そこに写っていたのは…「太鼓の達人」のどんちゃん? ではなくて、犬用乾燥機のウエアを装着したワンちゃんですって! 6万超のいいねがついた話題の写真について、飼い主さんに聞きました。
「なんかじわじわくるんですが ワン様が拒否らないのが素敵です」
写真のワンちゃんは、黒柴のパルムちゃん。4月に10歳になったばかりの女の子です。お風呂の後にドライヤーなどで乾かしてもらうのが苦手というパルムちゃん。今回お誕生日にプレゼントしてもらったウエアタイプの犬用乾燥機を試してみたとか…。
「なんじゃこりゃ。(笑)」
「誰が発明したんでしょう」
「なんかオモロい...www」
「太鼓の達人でしょうかw」
「いぬさんの、ビミョーな表情!!」
「なんかじわじわくるんですが ワン様が拒否らないのが素敵です」
そんなパルムちゃんの姿にジワジワくる人や爆笑する人たちが続出。また「ビミョーな表情!!」「太鼓の達人」などと、楽しいコメントも寄せられています。多くの人たちの心をわしづかみしたパルムちゃん。新型?乾燥機を使ってみてどうだった? 飼い主さんに聞いてみました。
乾燥機を使ってみたら…「温風」→「キューン」 「冷風」→「無言」
――犬用乾燥機のウエアを身にまとった姿が話題になったパルムちゃん。プレゼントですか?
「4月12日のパルムの誕生会に家族みんなが集まりました。迷子タグや自動ボール投げ機などたくさんのプレゼントをもらったパルム。乾燥機は息子からもらいました」
――ウエア姿のパルムちゃん、とてもインパクトがありましたね。
「布団乾燥機の犬版だと思いました。それと、食パンみたい…(笑)。リプライで太鼓の達人に例えた方がいましたが、うまいですね」
――使ってみていかがでした?
「乾燥はいつも大騒ぎなので、うまくいったら画期的だと期待していました。背中の合わせ目から手を入れて温度を確認しながら使用。温風にした途端キューンって言われ、冷風に切り替えたら無言になりました…」
――パルムちゃん、冷風ではおとなしくしていたんですね。
「画期的で夢のような商品だと思いましたが、ドライヤーでの温度管理は難しく、やけどや風邪ひきの可能性も感じました。メーカーさんの改良に期待します。またモフモフの柴犬を乾かすのには時間がかかり、適温を維持するのはとても難しそうです。パルムは嫌なことは1秒たりとも我慢しないので反応が分かりやすいですが、我慢強い子や、老犬などはよく飼い主さんが気を付けてご使用するのがいいかと思います」
◇ ◇
パルムちゃんの名前の由来をよく聞かれるという飼い主さん。いつも「アイスのパルムです!」と答えているといいます。でも、「パルム」はSNS上での呼び名で本名はチーズの「パルミジャーノ・レッジャーノ」ちゃん。長い名前にしたかったとか。
そんなパルムちゃんは、犬には友好的で朝夕の散歩のたびにあいさつにいそしみ、お友だちがいっぱいとのこと。ただ、人が苦手でよその人にはうまくすり抜けて決して触らせないといいますが…家族の前では甘えん坊さんだそうです。