人生100年時代といわれるけれど…9割が「老後に不安」 仕事は「働ける限りずっと続けたい」が最多に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

人生100年時代といわれる昨今ですが、みなさんは何歳まで働きたいと考えていますか。終活に関する情報を発信するメディア『終活瓦版』を展開する株式会社林商会(滋賀県大津市)が、全国の20~60代以上の男女200人に調査をしたところ、最も多かった回答は「働ける限りずっと」でした。また、老後の生活で不安なことは「生活費」が最も多かったそうです。

調査は2023年4月にインターネットで実施されました。

はじめに、「何歳からがご自身の老後だと思いますか」と聞いたところ、「65歳~69歳」(43%)が最も多く、次いで「60歳~64歳」(29%)、「70歳~74歳」(18%)と続きました。

続いて、「老後の生活に不安を感じますか」と聞いたところ、90%の人が「不安を感じる」(不安を感じる51%・どちらかといえば不安を感じる39%)と回答しました。

具体的には「生活費」(149票)が最多となったほか、「病気・ケガなどの健康面」(131票)、「自身の介護」(81票)、「認知症」(72票)といった回答が挙げられています。

次に、「何歳くらいまで働きたいと考えていますか」という質問では、「働ける限りずっと」(34%)、「65歳くらい」(21%)、「60歳くらい」(16%)などに回答が集まりました。

回答者からは、「年金だけでは生活が厳しいため」(60代以上男性)、「社会との繋がりを出来るだけ長く持っておきたいから」(30代女性)、「年金が満額支給される年齢までは働きたい」(40代男性)といった声が寄せられています。

最後に、「老後の生活が楽しみですか」と聞いたところ、61%の人が「楽しみではない」(あまり楽しみではない42%・楽しみではない19%)と回答しました。

その一方で、「老後の生活で楽しみなこと」を複数回答可で答えてもらったところ、「旅行」(107票)、「ひとりの時間」(59票)、「家族との時間」(51票)、「友人との交流」(50票)などが上位に挙げられたそうです

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