「山形新幹線に自由席はない」。そう伝えたかっただけなのに、はしょりすぎて山形がとんでもないことになっています。
「つばさ(山形行)とやまびこ(仙台行)って、どっちが自由席空いてるんだっけ?」
東京都内から福島市へ来ることになった首都圏の親戚から、そんな質問を受けた福島県産シニアVtuberの樫尾キネさん。「最近の山形新幹線はすべて指定席になったから自由席はないよ」と説明すべきところを、短縮癖がある樫尾さんは「最近の山形に自由はないよ」とまさかの爆弾発言。
この出来事を自身のアカウント(@Kashio_Kine)で「「気をつけてね」と親戚に伝えたかったのですが、「最近の山形に自由はないよ」と言ったことにより、謎の山形を生み出してしまいました。※山形に自由あります」とユーモアたっぷりでツイートすると、7万近いいいねが付き、「これ見て爆笑した山形県民は私です」「山形民主主義人民共和県」などのコメントが集まっています。樫尾キネさんに聞きました。
親戚のリアクションは?
ー親戚の方も驚いたでしょうね
「私がよく短縮で話すことを知っているので、すぐに理解してくれて「仙台には自由あるよね?」と返してくれました」
ー絶妙な返し!投稿が話題になりました
「「自由席なくなった知らなかった!」「覚えておこう!」という反応が多く、ツイートしてよかったと思いました。私も全席指定になった当初知らずに困ったので…。また山形名物の芋煮の味付けの厳しさについて「自由がないよ」という興味深いコメントもいただきました」
「補足なのですが、山形・新庄駅~福島駅の間は新幹線ではなく在来線という扱いになりますので、指定席を購入していなくても「特定特急」で乗車可能です。空席が利用できますが、その席を購入している方がいらっしゃった場合は席を移動する必要がありますので、ご注意ください」
ーお隣さんの山形について
「福島県の中通りで暮らしている私にとって、新幹線が通っている山形県はお出掛けしやすいお隣さんです。歴史ある建造物や寺院を回り、つや姫や米沢牛などの美食を満喫し、蔵王温泉や銀山温泉などの温泉地で疲れを癒し、ゆっくりと楽しい休日を過ごせます。日々の暮らしで疲れたなあという時は、ぜひ、山形新幹線に乗ってください!そろそろサクランボの時期ですよ!」
孫の手を借りて活動中という福島県産シニアVtuberの樫尾キネさん。大好きなチンチラの姿を借りていますが、東北生まれの福島育ちのおばあちゃん(73)がゆったりとした福島訛りで配信しています。「福島を中心とした東北の紹介や各地の旅行動画などのご当地活動と、孫おすすめのゲームで遊んだり、VRの世界を旅行するバーチャル活動をしています。実家のような安心感のある穏やかなチャンネルです、いつでも遊びに来てね」と話しています。
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