カッターナイフで紙を切ろうと思っても定規なしでは真っ直ぐ切れません。ましてや厚紙を切るのは難しい。ところが、カッターナイフにちょっと細工をしただけで、厚紙をほぼ直線に切れてしまう!…そんな動画が話題です。
大阪染織機械株式会社【公式】さんがTwitterに「ベアリングを使ったカッター便利技」と動画を投稿。
リプ欄には、
「こういう製品を作ればいいと思うのは僕だけなのかな…」
「簡単に真っ直ぐ表面切っているように見えるけど、熟練して無いと曲がるんだろうな。素人は定規使った方が確実」
「賢い!同じ製造業ですが、ウチの会社じゃ、こんなものを作ろうとすると遅い遅い。さっと考えて行動できる発想力は大切ですね」
という反響があり、「いいね」は7.4万件にもなりました。
大阪染織機械株式会社【公式】さんにお話を聞きました。
ーーなぜカッターにベアリングをつけようと思われたのですか。
「もともと海外で似たようなことをしているのを見て、アレンジをして、ベアリングならスムーズに動くと感じてベアリングをつけました」
ーーベアリングをつけると、カッターが安定した動きをするのでしょうか。
「安定した動きはすると思いますが、弊社では使用実績がほとんどなく、データがないのではっきりと分からないです」
ーークリップだけでちゃんと留められますか。
「弊社ではきちんと留まりましたが、使う方によっては留めるのは難しいかも知れないです」
ーー「更に進化した発想を続けて下さい」というリプライもありました。
「弊社はエキスパンダーロールを設計・製造・修理をしている会社です。ショート動画の内容を進化させることに時間を割けません。『このような方法もあります』的な考えで制作しているので、エンタメとして動画をお楽しみください」
なお、同社は次のような注意喚起をしています。
【動画で紹介した実験および作業は危険を伴うものもあります。弊社(大阪染織機械株式会社)はこの動画で紹介した実験に起因する損失、傷病、損傷に対して一切の責任を負いません。自己の責任において安全に実験を行うようにして下さい。】