虎党テレビ局もWBC決勝は…「みんなリモートでWBC取材中です」全員不在のホワイトボード「プロ野球の仕事しながら気にしてた」

伊藤 大介 伊藤 大介

WBCで侍ジャパンは3月22日、決勝でアメリカを3-2で下しました。日本代表が14年ぶりの世界一に輝いた日、プロ野球・阪神中継に心血を注ぐテレビ局「サンテレビ」(神戸市)にも異変が起きました。

サンテレビの阪神タイガース応援番組「熱血!タイガース党」の公式Twitter(@3tvbox)は「みんなリモートでWBCを取材中です」「だぁれもおらへん」とスタッフ不在となった社内ホワイトボードの写真を投稿しました。虎党テレビ局の渾身のボケに「取材?大事なお仕事です(笑)」「それただのTV観戦では?」と優しいツッコミが入りました。サンテレビに聞きました。

社内はガラガラ、ホワイトボードは「AM休」

サンテレビは開局時から阪神タイガースを中心としたプロ野球に力を注ぎ、1970年から試合終了まで放送する「完全中継」をスタートし、タイガースファンの絶大な支持を集めています。タイガース応援番組「熱血!タイガース党」は放送24年目を迎えたオフシーズン恒例番組です。

ところがWBC決勝の3月22日は社内がガラガラで、ホワイトボードには「AM休」などWBC決勝の時間帯を休む「午前休」を選んだ人もいる様子です。

サンテレビの担当者は「みんな休みを取って、WBC決勝を見ていたんだと思います。阪神関連の編集をしながら、みんなWBCの試合やニュースを気にしていましたから」と説明します。

「熱血!タイガース党」の3月10日の放送内容は「WBCも気になるけどはっきりいうてそらタイガース情報が気になるよ!なぁ!せやろ!」となっていますが、中の人はタイガース情報を編集しながらWBCが気になっていたようで。そらそうよ。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース