シーサーを置くだけでは意味がない? 実は「覚醒の儀式」が必要だった…驚きの声が続出「うちのずっと爆睡してた」

山脇 未菜美 山脇 未菜美

沖縄の伝統的な守り神として知られる「シーサー」。お土産としても人気で、玄関前や屋根の上などに置いて魔除けとして使われる。でも実は、ただ置くだけでは魔除けの役割を果たさないらしい、とSNS上で話題になっている。必要なのは、覚醒の儀式というもの。一体どんなことをするの?

「シーサーは覚醒させないと意味ないらしい。ワイんちのシーサー、ずっと爆睡しとったみたいや」。そう投稿したのは、沖縄在住の不謹シス党(l_vs_EYE)さん。2月中旬、石垣島で立ち寄ったみやげ店で、「シーサー覚醒の方法」という貼り紙を見つけた。

覚醒方法は①シーサーに塩を振りかけて清める②水をジャブジャブかけて洗い流す③シーサーの口に酒を注ぐ④大きく息を吸い込み勢いよくシーサーに息を吹きかける⑤シーサーのそばで大きく柏手を打つ―の5工程。双葉社から出版された「沖縄ぐらしのしきたり読本」から引用しており、シーサーのイラストから吹き出しで「目を覚まさせてね~」と書かれている。

沖縄生まれ、沖縄育ちの30代の不謹シス党だが、今まで教わってこなかった情報。衝撃を受けたとともに、家にいる4匹のシーサーを思った。「ずっと爆睡やん」。ただ、お酒は飲まないタイプで自宅に酒がない。いい顔で眠っているのを起こすのも気が引けるため、そのままにしているという。

爆睡シーサー、続々と発覚

シーサーに覚醒の儀式が必要なことをツイートすると、「うちのシーサーも絶賛爆睡中でした」「うちのシーサー20年ほど寝たまんまなの?」「知らなかった」などの返信が続々。真実かどうかは不明だが…全国各地で、シーサーが爆睡していると発覚する事態となった。

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