「お弁当、本当にこれでいいの?」と不安な妻、フィンランド人の夫「日本の弁当は、会社に持っていくものではない」その意味は?

椎名 碧 椎名 碧

「夫のお弁当、本当にこれでいいの?と確かめてしまったのだが夫曰く『これはランチであってベントーではない。日本の細々おかずのお弁当はファンシーなおもてなし料理でありオフィスに持っていくものではない、あれを毎日当たり前に作って食べる文化のほうが私にはクレイジーなレベルに感じる』と😂」

そうツイートしたのは、取田新 niintotta(@niintotta)さん。とはいっても、美味しそうなお弁当の写真が投稿されました。ただ日本ではあまり見ないマッシュポテトのお弁当です。

こちらのお弁当を作られた取田新さんは、我々にも馴染み深い、いわゆる普通のお弁当を作っていたところ、旦那さんから「これはランチであってベントーではない。日本の細々おかずのお弁当はファンシーなおもてなし料理でありオフィスに持っていくものではない」と言われたとのこと。旦那さんの母国はフィンランドです。

日本のお弁当はおもてなし料理であり、ランチはもっと簡素でよい。日本のお弁当はオフィスで食べるにはクオリティが高過ぎるため、あのレベルのお弁当を毎日作って食べている文化がすごすぎると最大級の褒め言葉をいただいたそう。

そこで、取田新さんは旦那さんの母国であるフィンランド風のお弁当を作りました。

「お弁当文化の違いに驚いた!」
「美味しそう!」
「絶対美味しいやつですよね…」
「本当にお弁当ってクレイジー」

リプ欄には、普段から意識せずに作っている日本のお弁当や違う国のお弁当に文化の違いを再認識した方が続出しています。ツイートをした取田新さんにお話を聞きました。

ーー写真のランチには、何が入っているのでしょうか?

「マッシュポテトとミートソースです」

ーーフィンランドでは、ポテトとミートソースがランチではメジャーなのでしょうか?

「割と一般的に食べられている組み合わせだと思います。特にポテトはメインの主食です」

ーー以前まで作っていたお弁当はどのようなものでしたか?

「クリームパスタ、トマトパスタなど一品のパスタ類が多かったです」

ーー旦那さまが、いちばん好きな日本料理は何でしょう?

「豚の生姜焼きなど、みりんと醤油の組み合わせのものが好きです。最近は塩麹で漬け込んだお肉も好きですね」

取田新さんは、「日本の彩り豊かなお弁当は海外から見るととてもユニークで、夫の目には力作に映るそうです。毎日自分や家族のために作っている日本人は少なくないと思いますので、そんな人にすごいことだよ!というメッセージが届くと嬉しいです」と話してくれました。

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