「ギャラ飲み」20代独身女性の6%が「参加経験あり」 稼いでいる月収は?…「5万円未満」が約半数の一方で「20万円以上」の人も

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

「ギャラ飲み」は、飲み会に参加した対価として主催者から謝金(ギャラ)を受け取ることをいいますが、ギャラ飲みに派遣される「キャスト」と呼ばれる人は、どのくらいの収入を得ているのでしょうか。東京都・愛知県・大阪府・福岡県在住の20代の独身女性2000人に調査をしたところ、1カ月に稼いでいる金額は、約半数の人が「5万円未満」と回答しました。その一方で、「20万円以上」の人も1割強いることが分かったそうです。

男女の出会いメディア『e-venz(イベンツ)』を運営するノマドマーケティング株式会社(東京都渋谷区)が、「ギャラ飲みについてのアンケート」と題して2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。

まず、「ギャラ飲みの認知度」については、37%の人が「知っている」と回答。都府県別にみると、「ギャラ飲み」を知っている割合は、東京都が43%と顕著に高く、次に大阪府と愛知県が33%、福岡県が26%となり、都心部でさまざまなサービスが展開されていることがうかがえました。

また、「ギャラ飲みを知っている」と回答した733人に「ギャラ飲みの参加経験」を聞いたところ、17%の人が「参加したことがある」と回答したそうです。調査対象者全体2000人に対しては、6%の割合だったといいます。

続いて、「ギャラ飲みに参加したことがある」と回答した125人に「1カ月に稼いでいる金額」を聞いたところ、「5万円未満」(48.0%)が最も多く、次いで「5~10万円未満」(22.4%)、「10~20万円未満」(13.6%)と続き、「20万円以上」の人も16%いることが明らかになりました。

最後に、「ギャラ飲みでもらったお金は確定申告していますか」と聞いたところ、46%の人が「確定申告をしている」と回答。

また、「確定申告をしていない」と回答した68人に、「確定申告をする必要があると知っていますか」と聞いたところ、74%の人が「知らなかった」と回答したことから、同社は「ギャラ飲みで稼いだお金は、贈与税もしくは所得税、また住民税の課税対象となるため、確定申告が必要になることを忘れないことが大切となります」とコメントしています。

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