最近は猫も犬のようになってきているのか、飼い主さんが帰宅すると玄関までお迎えに来る子もいるそうです。ただ、気持ちをうまく表現できない猫もいるようで…。
「おかあさん帰ってきてうれしくて。おひざに乗ってくるならもっとうれしそうな顔してよ。なんでイカ耳なんだよ」
うーとぼんさん(@unibon_)はそんな言葉を添えて、Twitterにイカ耳になっている目つきの鋭い猫の画像を投稿しました。
画像を見た人からは、
「おかあさんのことぼくちんまってたんだよ?でもちょっとおそかったんだから、ちゅ〜るくれてもよくない??」
「イ、イカ耳ぃーーーっ!ぼんちん、きっと嬉しすぎてどうしていいかわからなくなっちゃったんですよ(多分)」
「嬉しいのに態度がそっけなくなっちゃう。そんな難しいお年頃のぼんちんでした」
という反響があり、リプ欄は大いに賑わいました。
猫の名前はぼんちゃん。3歳の男の子です。なぜイカ耳なのでしょうか。うーとぼんさんにお話を聞きました。
—お母さんのことが好きなのですか。
「先住猫のうーたんのことが1番好きですが、人間はお母さんが1番だと思います」
—帰宅されると喜びますか。
「帰ると必ずおひざに来ますが、家にいてもソファーに座ると必ず来て乗ってきます。家にいる時も名前を呼ぶと100%来るので、まるで犬のようです」
—嬉しいのにイカ耳なんですね。
「普段はイカ耳ではないのですが、ビビりなのでちょっとした物音でもイカ耳になります。ただ、今までの写真を見返すと、私が帰宅しておひざにいるときはイカ耳のことが多いように思いました(笑)。もしかすると、お留守番させられて怒っているのかもしれません」
—先住猫のうーたんとは仲良しですか。
「うーたんは6歳の女の子ですが、なんせ気が強くて女王様気質なんです。ぼんはうーたんのことが大好きなのですが、つきまとうのでウザがられています。ぼんはケンカも勝てたことがありません。うーたんが手加減しますが、ボコボコにされています。でも、うーたんがぼんのことをグルーミングすることもあるんですよ」
—ぼんちゃん、優しいのですね。
「体重6kgと身体は大きいのですが、気が優しくてケンカは弱いんです。シャー!も一度も言ったことがないくらいです。うーたんにいつもシャー!と言われていますが、キョトンとしています。シャー!の言い方がわからないようです(笑)」
ーーその子がイカ耳?
「怒ることがないので、もしかするとイカ耳の感情も他の猫と違うのかもしれません(笑)」
義理のご両親が子猫の時に保護したぼんちゃん。その後、お盆にうーとぼんさんのところにやってきたので、ぼんちゃんという名前になりました。うーとぼんさんのことを本当の母親だと思っているはず。イカ耳で愛情表現しているのかもしれませんね。