婚活中には、相手の年齢、年収、性格、職種など色々なところが気になりますよね。マッチングアプリを利用している人は、どんな条件で相手を探しているのでしょうか。そこで、恋愛マッチングアプリ「Omiai」ユーザーを対象に、相手に望む年収を聞いたところ、30代女性が相手に望む年収は「800万円以上〜1000円未満」が最多だったことが分かったそうです。また、職業ランキングでは、男女とも「医師」や「看護師」、「薬剤師」などの医療関係へ人気が集まりました。
恋愛マッチングアプリ「Omiai(オミアイ)」を運営する株式会社ネットマーケティングが2022年2月~7月に実施した調査です。
最初に、マッチングアプリで相手を検索する諸条件の中で、「年齢」に関する傾向を調べたところ、男性の20代は対象年齢を自身の年齢から上下3〜4歳までを条件に検索し、30代を超えると同い年以下を好む傾向が見られました。また、自分の年齢が上がるにつれて望む年齢差も大きく、40歳を境に同い年すら圏外になったといいます。一方女性は、4〜7歳上までの年上を希望している人が多かったそうですが、20代半ば以降になると、年下男性を探す割合も徐々に増加しています。
次に、希望年収で絞って相手を検索する際、検索画面上で選択した年収帯をカウントし、男女別にグラフ化したところ、お相手探しの条件に年収を入れて検索しているのはほぼ女性で、男性は全体の2.4%しかいなかったそうです。女性からの検索を見てみると、年収500万円以上からの割合(全年代の平均23.6%)がぐっと増えており、年収500万円以上あるかないかがボーダーラインになっていることが読み取れたといいます。30代以降になるとさらに金額が上がり、年収800万円以上の割合(30歳以上の平均28.0%)が増加したそうです。
また、 検索で指定された職業のランキングでは、男性からは1位「看護師」、2位「薬剤師」、3位「医師」、4位「歯科医師」、5位「地方公務員」となり、女性からは1位「医師」、2位「国家公務員」、3位「地方公務員」、4位「歯科医師」、5位「大手商社」となったそうです。
その他の男女別の特徴を見ると、男性からは「客室乗務員」「受付」「秘書」「栄養士」「調理師」などが上位に入った一方、女性からは「外資系金融」「銀行証券・保険」「消防士・レスキュー隊」「機械・自動車メーカー」「電機・電子メーカー」といった職業が上位になったそうです。
最後に、2021年9月〜2022年9月までのデータをもとに、Omiaiユーザーがマッチングしている日を調べたところ、マッチング、メッセージ件数、ともに山ができているのは土日祝日に集中していましたが、特に「5/5・こどもの日」と「6/19・父の日」にマッチング数が激増していたそうです。